島津奔る 下巻 (新潮文庫 い 46-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101408170

感想・レビュー・書評

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  • 島津奔るの意味がよくわかった。
    著者は、司馬遼太郎の関ヶ原の盗作だと認めたが、個人的には感じなかった。
    鹿児島では島津義弘は神将となり崇拝されているが、この著作を読むとよく理解できる。
    最後の家康と義弘のやり取りが、約250年後に起こる幕末の攻防を想起させる。

  • ようやく島津奔った、ちょっとだけ。

    タイトルが島津となってるんやから島津目線で物語を進めて欲しかった。
    九州、朝鮮、関ヶ原と各戦をきっちりと描いとけばあの作品に似ることもなかったろうに。

  • 島津義弘公以外の武将が過小評価のような気もしますが、義弘公の凄さが心に染み入ります。
    「おれの敵が治部少であったのは天恵であった....あやつめであったら、到底勝ち目はなかった」これは家康の本音であったかもしれませんね。

  • 何と凄まじい生涯だろうか。

  •  うーん。「島津」のタイトルに負けているような…、そぐわないような展開。もう少し薩摩本国の模様、義弘主従の個々の合戦時における慨嘆や述懐に紙幅を割くべきなのでは、と感じる。そして、最も紙幅を費やすべき関ヶ原戦後の島津の生き残り工作があっという間で、拍子抜け。打ち切りか、と勘繰りたくなるほどである。

  • 島津は面白い。いつか大河ドラマにならないかな。

  • 4-10-140817-3 451p 2001・6・1 ?

  • 文庫が欲しい。
    文庫発見!
    2回目2015.10.

  • 読了。それにしても、家康の事は散々な書きっぷりだな。面白すぎて一気読み。

  • 二度目。
    戦国時代で最も魅力的な一人、島津義弘を中心に朝鮮出兵、関ヶ原の合戦を見る。
    この時代の本沢山読みましたが、最高に面白い歴史小説の一つだと思います。
    盗作?絶版!の件に一言、
    司馬版NHK 的、此方は民放的。どちらも有りです。

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