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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101414324
作品紹介・あらすじ
根岸の酒問屋に寮番の身で隠居中の森口慶次郎のもとには、今日も様々な事件が持ち込まれる。かつて「仏」と呼ばれた腕利き定町廻り同心は、最愛の娘を不幸な事件で亡くした傷を心に隠し、今日も江戸の市井の人々の苦しみに耳を傾け、解決のみちすじをさりげなく示すのだった。そんな慶次郎の元に、婿養子の晃之助が急襲されたとの一報が届くが……。畢生の傑作シリーズ、ついに最終巻!
感想・レビュー・書評
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著者の絶筆。文庫本シリーズで読んでた時にはこの最終巻はまだ出ていなかった。登場人物を懐かしみながら、惜しみ楽しんだ。2020.11.11
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晃之助が何者かに襲われ、負傷した。
相手は「20年の恨み」と言うが、晃之助はその頃はまだ子供だ。
慶次郎は自分への恨みだろうと考えるが……。
2017年6月30日読了。
これで、慶次郎とお別れと思うと、かなり寂しいです。
シリーズを読み始めたきっかけは、前の職場の先輩が勧めて既刊本を貸してくれたこと。それからずっと、文庫化になるたびに自分で購入して読んできました。
慶次郎の優しさと厳しさ、どちらも好きだったなぁ。
巻末の解説を著者の実の弟さんが書かれているのですが、その文章にも泣いてしまいました。
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