覇道の鷲毛利元就 (新潮文庫 ふ 16-5)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101417059

感想・レビュー・書評

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  • 元就の生涯を描いた作品。
    有田城合戦から最期までを通して、
    謀略を用いてしっかりと地盤を築いてゆく元就の姿が描かれる。

    歴史を細かくなぞっているのだと思いますが、
    小説としての面白さはしっかりとありました。
    隆元、元春、隆景、輝元、福原貞俊、桂元澄、世鬼政時などは、
    登場回数が多く、人物像やエピソードも盛り込まれています。

  • R3.10.3~11.23

    (あらすじ)
    「敵を打ち倒すために大事なことは、武略・計略・調略。それ以外のなにものも不要じゃ」ーー元就の卓越した知将としての策略は忍びの者を遣った情報戦、敵の裏をかく合戦陣形、謀略を駆使した政治にあらわれた。下剋上の戦国期に小豪族から身を興し、宿敵陶氏、大友氏、尼子氏らとの激闘の彼方に西国平定の野望を見据えた稀代の猛将毛利元就を描いて、その意外な素顔に迫った長編小説。

    (感想)
    毛利元就モノ、永井路子本に続けて2冊目。
    なかなか良かった。
    元就の始まりから終わりまでを通して理解できるようになってきた。
    広島県の「山奥」から「大都会・山口県」を制覇していくという筋書きがすでに面白い。元就本、さらに読みたい。

  • 【読書前】元就の幼少から晩年までか、もしくは輝元ぐらいまでの話を探してて、偶然発見。弘元死後から元就の死までの話なので、読んでみることにしました。

  • 4101417059 313p 1993・8・25 ?

  • 「敵を打ち倒すために大事なことは、武略・計略・調略。それ以外のなにものも不要じゃ」―。元就の卓越した知将としての策略は忍びの者を遣った情報戦、敵の裏をかく合戦陣形、謀略を駆使した政治にあらわれた。下剋上の戦国期に小豪族から身を興し、宿敵陶氏、大友氏、尼子氏らとの激闘の彼方に西国平定の野望を見据えた稀代の猛将毛利元就を描いて、その意外な素顔に迫った長編小説。

     1997年3月26日再読

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著者プロフィール

作家

「2017年 『西郷隆盛 英雄と逆賊 歴史小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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