図解さかな料理指南 (新潮文庫 も 16-2)

著者 : 本山賢司

• 新潮社 (2005年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[gaacoさんの感想 · 2021年4月11日]

簡単、手軽な魚料理が豊富に紹介されている。
イラストレーターの方の本だけに、絵がきれい。

魚だけに目から鱗が落ちるような簡単レシピもある。
トーストに漬け鮪と焼きのりを挟んだマグサンド。
ラタトウィユにイシモチを入れるのだけれど、一緒に煮込むのではなく、オイルで焼いたイシモチにかける。
ちょっとやってみたい。

とはいえ、魚は調理が難しい。
三枚におろすのは、永遠の憧れかも、という気さえする。

技術的な問題だけでない。
生ゴミの問題もある。
捌いた内臓や鱗を、次のゴミの日まで冷蔵庫に保管かあ、と思うと、気持ちが重くなる。
こういう料理に関して残念な人にとって、本書は救世主になるか、というと、そうでもない気がする…。

[ゆうさんの感想 · 2008年7月7日]

お魚の簡単でおいしそうな料理がいっぱい。スーパーのお魚でも探せばいいものがある、とかいう考え方に好感を持ちました。

[香澄さんの感想 · 2006年1月31日]

結構本格的な料理が載っています。文庫なので使い勝手は？ですが、面白そうです。まだ作ってないのは内緒の話。

[みたさんの感想 · 2005年11月18日]

実家で全く食べなかったお魚を最近食べるので買っみた。イラストといい、「料理素人」らしいシンプルなレシピといい、読んでいて面白いし、作ってみたくもなる。

著者プロフィール

絵と文：本山賢司
1946年北海道生まれ。広告代理店のアートディレクターを経て、イラストレーターとして独立。アウトドアに関するイラスト、エッセイ、小説を多く手掛ける。著書には「鳥類図鑑」「森の動物図鑑」などがある。

「2022年 『散歩が楽しくなる　野鳥手帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」