語っておきたい古代史: 倭人・クマソ・天皇をめぐって (新潮文庫 も 18-2)
- 新潮社 (2001年5月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101421223
感想・レビュー・書評
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学校の教科書ではたった4ページで過ぎ去ってしまう「古代史」。歴史の教科書にのっているのは「書かれた」歴史。つまり、勝者からみた歴史。けれども考古学が語る物語は必ずしも「書かれた」歴史とおなじではない!
日本には縄文時代から、日本独自の砂鉄をつかった製鉄の技術があった、あるいは、「熊襲」と呼ばれる民族は野蛮、というイメージがあるけれども、実は美しい土器を残すような文化度の高い民族だった・・・などなど、新たな発見がイッパイです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
講演を纏めた一冊。
少し昔の本になるが、でも面白かった。
考古学の立場からの邪馬台国、継体天皇についての論がとても興味深い。 -
講演会の話をもとに起こした内容なので分かりやすく読めると思いました。
私的には地理が掴めずちょっと苦労しましたが…。
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