流星たちの宴 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (690ページ) / ISBN・EAN: 9784101422213

感想・レビュー・書評

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  • バブル

  • セツナイ...

  • 破天荒という言葉がふさわしい、株に魅せられた男たちの狂乱の物語。
    自伝的な要素も含まれるというから、本当に凄い。
    大谷選手がエンゼルス時代に「ヒリヒリするような9月」を過ごしたいと言っていたが、小説の中とはいえ「ヒリヒリするような人生」を過ごした登場人物たちが、それこそ命を張って生きた記録でもある。
    お金を作ることに熱中し、すべてを掛け、疲弊し、命を削る。
    虚しいとも言えるが、生きているとも言える。
    安定とか関係ない。
    だからと言って達観してるとも思えない。
    狂ってる。
    ヒリヒリすることが快感で仕方ない男たちの切ない物語だ。

  • 80年代の株のお話。

    序盤はちょっと読むのしんどいけど、中盤あたりからはぐいぐい。

    株に夢をのっけた男たちが熱い!!

    熱いったら熱い!!

  • 相場の世界、巨額の金とギャンブル。面白かった!

  • バブルに踊った人たちの狂乱と崩壊を書いた話。

    偶然に泊まりに行ったばかりの熱海の宿が出てきたのには驚いた。

    処女作がこれってすごい。

  • 登場人物(特に女性)のせりふに若干違和感あるも大好きな小説。

  • 迫力ある相場の臨場感をリアルに描いている。

  • バブル期の相場の世界を描いた物語。
    主人公の梨田はもちろん、登場人物がたまらなくカッコイイ。
    アフォリズムが満載だし、これぞ、白川道といった感じで大満足。

  • 2011年87冊目

  • 面白かった。書きぶりが気障でも許せる。主人公もだが見崎、加地見、かっこいいー。時々「男」を感じさせる惚れ惚れするセリフも出てきた。

    それぞれの人物設定がやや荒削りであっても、魅力的に描かれていた。ギリギリ堅気の世界にいる人達の、自分自身の身を削って成功を追い求め、そしてその分リスクを負う緊張感が伝わってくる。欲望・虚無感・美意識、こんなものが散りばめられていてそしてなかなか読み応えのある小説だった。加えて知らざる株の「真の」世界・・、これじゃあ素人は勝てないなと納得する世界が展開されていた。

    結局雅之は美佐緒を選ぶのか、理子を選ぶのか?ものすごく気になるから、それぐらいは書いて欲しかったんだけど・・。美佐緒だといいな(笑)。あと月世界はどうなったんだろうか。

    海は涸いていた、はもはやあまり内容も思い出せないけど私は流星たちの宴、の方が好き。

  • バブルの時代に咲いたあだ花の物語です。主人公、梨田雅之は妻子を捨てて上京し、投資顧問会社、『兜研』に入社するところから物語は始まりますが、最後まであきさせません。

    僕は白川道の小説が最近大好きで、ここしばらくは彼の小説を紹介しようかと思うくらいで、彼はバブル時代に兜町に飛び込んで、一番いいときには数十億のカネを転がし、高級マンションに女子大生と同棲し、バクチで年間一億を使い切る生活をしていたそうだ。だがそんな彼もやがて、インサイダー取引やマネーロンダリング等の

    証券取引法違反で獄に堕ちる事になる。出所後彼は自身が株をやっていた経験を小説に書いてデビューしたのが『流星たちの宴』である。内容については純粋に小説として見るのならば粗削りなんだけれども、内容のすさまじさでグイグイひきこんでくる小説だった。
    バブル期の投資顧問会社の業務内容。巨額の仕手戦。裏切りにつぐ裏切り。

    バクチ。酒。そしてヒロインの女子大生、理子はじめとする魅力的な女たち…。デビュー作にはその作家のすべてがこめられているというは定説だがそれを地でいく内容だった。そして、白川自身こと梨田雅之がかっこよくてかっこよくて。こら女がほっとかんわ、と頷かざるを得なかった。

    僕も梨田雅之のようなトレンチコートを着て颯爽と町を歩いてみたいと思った。それくらい彼の一挙手一投足がかっこいいのだ。ただ、この小説は相場に関する知識がないと面白みが半減するので、
    読む人を選ぶと思います。

    もしこの小説が映画化されるのであるなら、梨田雅之は佐藤浩市。ヒロインの理子はAKB48の大島優子ちゃんでお願いしたいと思っている。

  • 長い。だけど飽きない。いつ何が起きるのか、と内心ハラハラしながら一生懸命読みました。白川道のデビュー作(!!)。ハードボイルド傑作長編。
    専門的な世界をかなり細かく描いてるけれど、その描写はとても迫力があってすごいなって感じさせるけれど、それだけじゃない。
    ある種の経済(というか株?)の小説でありながら、ベースにあるのは彼らの夢。
    とにかく登場人物がみんな魅力的で生き生きとしている。
    たまに心からハッとするセリフがあったりして。
    決して綺麗な人生ではないかもしれないけれど、人間的にカッコイイ人が多かった。

    みんな必死に生きていて非情な悪人がいないという点は、デビュー時からそうだったんだと知った。白川作品の魅力の一つと言えるよなあ。
    関連作があるようなので、すぐに読まなくては。
    [2011.05.20]

  • ファッション・ファッショでピーコさんがお勧めしていたので読んでみました。なんというか、ハードボイルドで現代版任侠道、男が好きな男の話という印象。主人公以外の登場人物もカッコいいんだなぁ。ただ株の話は途中からややこしくて飛ばしながら読みましたが。
    ただいま対応して書かれたという「ぼぎちん」を読んでいる途中。感想続きはそちらで。

  • 危険な男の小説
    仕手と言う少し難しい内容でしたが
    十分ハードさは伝わってきました


  •  

  • 梨田シリーズは勝負事が好きな方のバイブルになるんじゃないでしょうか。

  • バブル期の仕手集団を舞台に、相場戦を戦う男たち。ハードボイルドな文体が臨場感を持って迫る佳作。

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