- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101425184
感想・レビュー・書評
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果たして現実はこんなにうまく事がおさまるだろうか。
痴漢を疑われた父。そこから母や息子までの日常が音を立てて崩れていく。
読み物としては、読みづらくなかったけれど、どこか世界に入れないまま終わってしまった。
渉が、もう二度と誰も信用できないと思ったところまでは良かった。
普通なら、そのままずっと信用出来ないままなのになと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストレートに感じるならば、意識的な“忘れない”よりも記憶として“忘れられない”が合っている気がする。
まるくおさまる辺りが、捻た私としては納得行かなかったりする。 -
乃南さんにしてはツメが甘い感じがします。
ドキドキハラハラ期待してます -
なんでやねーん
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死んでも忘れない
この題名から、どんなドロドロした結末なのか?何をそんなに恨んで憎んで忘れないのか?と考えながら読んでいたが。。。
結末は、そういうことね。という感じ
すっかり負の思考に入ってました -
内容(「BOOK」データベースより)
夫婦と、息子ひとりの3人家族。どこにでもある、新興住宅地の平穏で幸福な一家だった。妻が妊娠したことで、新たなる喜びに一家は包まれる…はずだった。しかし、ある朝、夫が巻き込まれた小さな事件が思いもよらぬ展開を見せ、彼らの運命を大きく狂わせていく―。次第に追い詰められ、崩壊に向かう家族に、果して救いはあるのか?現代の不安を鋭くえぐった心理サスペンス。 -
電車内でデッチあげられた痴漢行為。この出来事をきっかけに、いっきに家庭は崩壊寸前に突き進んでいく。
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『もしも、
何かトラブルが生じたら
今日のことを思い出すのだ
あの時
あんなに嬉しかったのだ
幸福だったのだと思い出して
乗り切ってみせる
死んでも忘れない』 -
渉に感情移入。そしていい子。
とも君が来てくれてよかったね。