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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784101425436
感想・レビュー・書評
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音道貴子シリーズ『嗤う闇』の概要と感想になります。
概要です。
意外な人でも魔が差して犯罪を起こすことがある。音道貴子は機捜から隅田川東署の盗犯係に勤務しながら、平穏な日常の中で起きるいくつかの事件に勘を働かせる。あの日の記憶が癒えるまで、今は一つずつ事件を解決して過ごす日常に奮闘する。
感想です。
『鎖』の記憶が断片的に残りつつも、様々な事件と向き合う音道貴子の短編集。その一編にはいつかの相棒である滝沢も登場しますが、また新たな一面が出てきて、なんか和んでいる私がいました。短編集ですが音道貴子らしさが垣間見える作品ですので、箸休め?にちょうど良いと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第六作。4つの短編を収録。機動捜査隊から隅田川東署の巡査部長となった音道貴子の活躍を描く。『嗤う闇』では、恋人の昴一がレイプ犯の被疑者に。その事件を追う音道。デンボが良く、面白かった。
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音道が更に成長してベテランぽくなってるのが嬉しい。
機動から所轄に移って女性ならではの悩みや女性だから出来る案件が増えている。
「木綿の部屋」で父親としての滝沢が今までのイメージと違い、音道を(まあまあ?)対等に認めて娘のことを相談してる姿や留守電のコメントをみると、音道さんがんばって良かったね。という気持ちになった。
また次が楽しみです。 -
シリーズ物だから買った一冊。
女刑事の短編集だった。
シリーズの最初の頃はクールでトゲトゲしいイメージの主人公がだんだんマイルドなイメージになってきたと感じた。
どの話も主人公の感情や考えている事がくわしく書いてあり、その変化がよかった。
事件の話ではなかったが、3話目の「木綿の部屋」がなんとなく印象に残った。
シリーズ次の話も楽しみになってきた小説でした。
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音道貴子シリーズ第5弾にあたる第3短編集。
長編には欠かせない相方である滝沢刑事も1編に登場するが、他の収録作と比べるとやや印象が薄い。逆に言うと、他の作品の印象が強いということ。表題作「嗤う闇」をはじめ、人の心の奥底に潜んでいる闇に注目した作品集といった趣が強い。ミステリーではあるが、そうした心理描写を読む楽しみの多い作品集。
音道シリーズの短編集はこれで3冊目になるが、本書がそういった意味で一番インパクトのある作品集である。 -
親切と母親気取り、往年の映画スターと下町女系家族のストーカー被害、滝沢の娘婿の借金問題、強姦未遂を通報し容疑者となった昂一。女性の味方であり女性としての苦労もする貴子は女性ならでは?三話では凍える牙で少女だった娘が既婚で、四話では監禁事件から何年も経っている。時系列が不明な話は平行世界みたい。安定。
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再読です。このシリーズを読んでいると季節と共に時間の移ろいを意識させられます。シリーズ第一弾でコンビを組んだ滝沢との再会。ひょんなことから滝沢の家族問題に首を突っ込むことになる「木綿の部屋」もふとした瞬間に見せる人となりが完璧でないところがいいですね。登場人物に肩入れしている私にはいとおしい一冊です。
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音道貴子シリーズ第四弾。
巡査部長になった貴子は隅田東署に配属される。
短編集 -
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久し振りにこのシリーズを読もうと思って、本棚に載っていないものからチョイスし初読と思って読んでいたが、165頁の『ファンになりました』というセリフに覚えがあることにビックリ。
慌てて「花散る頃の殺人」の感想を見ると『昨年末に出た「嗤う闇」を読んで』と書いてあって、貴子さんを好きになったのはこの本からだったことを知らされた。
それにしても話の内容は全く覚えていないのに、このセリフだけが記憶に引っ掛かっていたのは、こうしてここに記録していたからだろうな。
改めて読み返したお話だが、なんだかちょっと物足らなかった。 -
音道さんの環境が変わった、仲間も変わった。でも、行動を共にする若いキャリアとの関係はこれまでと似て非なりか?名声を手にした男達の行く末と信頼する男の悲しき奇遇。そしてかつての相棒が見せる優しく辛辣な父の姿。クスリと笑い、眉間に皺が寄せて悼み、ホッとする一冊でした。
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人間関係の複雑さ、人の愚かさなどの短編集。
過去にペアを組んだ滝沢刑事との話もあって、面白かった。 -
どれも割とあっけなかったが、音道貴子のシリーズだから好き。音道と他の刑事との関係や、恋人の昂一との関係など、だんだんよくわかってきて、親しみが湧いてくる。
また、被害者にも犯人にも、いろんなドラマや人生があるってことがわかる。 -
やっぱり、「女刑事 音道貴子」は最強の女性刑事モノの一つだ。
「未練」と「嗤う闇」を続けて読み返してみた。って、ミステリーを何度も読み返すワタシって、どうヨ。
トカゲと呼ばれる機捜の隠密部隊での活躍を描いた「凍れる牙」、人質にされ、過酷な状況に陥った「鎖」の長編小説2作を経て、「未練」と「嗤う闇」はどちらも短編集。
さまざまな表情の音道貴子に出会える。
例えば、「鎖」で大きなダメージを負った直後から始まり、しかし、ゆっくりだが、再生を果たす「山背吹く」。幼児殺人、そして幼児虐待がテーマとなった「聖夜まで」など、事件に真摯に向き合う、立ち向かう音道の姿が生き生きと描かれている。
さらに、音道とコンビを組む刑事たちも個性的て面白い。なんといっても、「凍れる牙」でコンビとなり、「鎖」にも登場した滝沢刑事にまた会えたのが嬉しい。 -
中学生のときに『凍える牙』を図書室で借りて読み、主人公である音道貴子(女刑事)の格好良さに衝撃を受けてファンになったシリーズ。大人になってから続きが出ていたことを知り手に取った。
子どもの頃はストーリーと音道刑事の活躍にばかり目が行っていた。今読むと、作者乃南アサさんは登場人物の複雑な心理描写がとても巧いことに気付く。それも主人公(音道刑事)や準主人公(滝沢刑事)のみならず、彼らとは違う立場や価値観をもって生きているであろう上司や先輩、同僚、後輩、それから恋人や家族、そして被害者、犯人それぞれの描き方が一つ一つ丁寧なのである。たとえばこういう描写。
——どうやら三人の母娘は、この、入り組んだ地域の突き当たりにある小さな家で、実に微妙なバランスで共同生活を営んでいる様子だった。——
側から見ても関係良しとは言えない、しかし小さな一軒家のなかになぜか上手いこと収まっている母、長女、次女の三人暮らし。微妙なのに絶妙?な母娘関係、姉妹関係が読者にもありありと伝わってくるのに驚き、感心してしまった。
こういう視点をもって、もう一度、『凍える牙』を読み返したい気持ちになった。 -
再読すべきか。間が空いてしまった
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音道シリーズ。レイプ被害者の女性の告白など心の闇に触れる短編集。面白い。
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