- Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101425542
感想・レビュー・書評
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色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う…。サスペンス・ミステリーの名手による短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!
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短編集。オチや話の流れが無理矢理だと感じる話もあったが、おおむね面白かった。「薬缶」が良かった。
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最初の話以外どれもすでに読んだことがあったのでそこは残念でした。
ただ再読しても文章が読みやすくて展開もぞっとさせるものばかりなので数回読んでも楽しめると思います。人に薦めやすい小説だと思いました。 -
あらすじ(背表紙より)
色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う…。サスペンス・ミステリーの名手による短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾! -
怖い人々の話
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ミステリー短編集。何気ない日常に潜む女の人の怖さ、狂気、歯車の狂った愛情を描いている。
サクサクと読めて、ついつい引き込まれてしまいます。 -
大阪まで追いかける話が面白かった。
洗面所に「元彼」のものが残っている件など、予想できてしまった展開だけど、最初のお寿司屋さんの件が最後への伏線になっていたとは。
その他も殆どが面白かった。
サスペンスの部分で読み疲れてしまいがちだけど、こういう短編集なら最後まで楽しめる。
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色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった……。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は、夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う……。サスペンス・ミステリーの名手による短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾! -
久々に乃南アサさんの作品を読みました。
短編集なので読みやすかったのですが、「青空」を除いては恋愛をテーマに結構コワイ内面が書かれています。
嫉妬とか思い込みとか。 -
妬み、嫉みという単語がしっくり来る話を集めた短編集。
後味悪い結末、バッドエンドな話がほとんどだけど「はなの便り」「ハイビスカスの森」はハッピーエンドだった(=´∀`)!
まぁどちらともサスペンス調の話である事には違いないんですが…w
普通の日常から一転、みたいな描き方も好きだし巧いと思うんですが、続けて読むと同じような話が続く感があり少し食傷気味に(^^;;
少しづつ読めばいいんだけど、ついつい一気に読んじゃったよ(苦笑)
「最後の花束」を最初に読んだ時はそんなに共感しなかったんだけど、16才の僕の絵梨佳への気持ちが切ない。
てっきり婚約者が僕かと思ったよ… -
面白かったのだが、ほぼすべての話が既読だった。他の短編集で読んだのだろうか。