もいちどあなたにあいたいな (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.19
  • (5)
  • (12)
  • (26)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 175
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101426044

作品紹介・あらすじ

澪湖は大学三年生。父の妹の和を幼少の頃から母親より慕っていた。その叔母が、最近、どこかおかしい。叔母夫婦はようやく恵まれた愛娘を生後五カ月で亡くしていた。それで、精神に変調を来したのだろうか。大きな悲嘆が彼女を壊してしまったのか…澪湖の疑惑は深まるばかり。不安な彼女を支えてくれたのは、オタク青年木塚くんだった-独自の文体で、人格変容の恐怖を探る長編。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • SF

  • 悲しいね。もいちどあなたにあいたいな。なるほど(︶^︶)
    この文体が独特なのよね、この方の。これがいいのよ。
    この不思議で不気味なふわふわした感じが。

  • 図書館/これってSFだったんだ!?っていう、妙な焦りの残る読後。
    やや重ための一人称は感情移入しやすいし、あまり読んだことがなくておもしろかった。
    同じひとりの人(やまとばちゃん)なのに、視点が違えば全く違う感情を持って接せられるのって当たり前のことかもしれないけどすごくこわいと思った。この場合はお母さんが、かわいそうだなあ…。

  • 久しぶりの新井作品。
    読むまで普通のラブコメかと思った。
    ライトな感じのタイトルにいい意味でだまされた。

  • なんだろう?
    ジャンルがわからなくて気持ち悪い

  • 期待を裏切らない結末。久しぶりの長編だったけど、一気に読めました。

  • 澪湖は大学三年生。父の妹の和を幼少の頃から母親より慕っていた。その叔母が、最近、どこかおかしい。叔母夫婦はようやく恵まれた愛娘を生後五ヶ月で亡くしていた。それで、精神に変調をきたしたのだろうか。大きな悲嘆が彼女を壊してしまったのか・・・澪湖の疑惑は深まるばかり。
    不安な彼女を支えてくれたのは、オタク青年木塚くんだったー。

  • まあまあかな。

  • 中学生の頃から新井素子ファンで、新刊出るたび片っ端から買って発刊順に本棚に並べるほど。
    嫁に行くときその他の大量の本はほとんど古本屋に処分したものの、彼女の本だけは手放せずにごっそり段ボールに詰めて一緒に嫁入り。

    そんな私でしたが、久し振りに彼女の本を手にとって、読み始めたときの第一印象は・・・

    正直、くどい。

    相変わらずの一人称喋り言葉。これこそが新井節で、中学生や高校生だった頃の私は、このまどろっこしくて回りくどい文体、そして(主人公が10代~20代の女の子だということを考えればあまりにも不似合いな)あまりに日常的でない難解な言語の数々、が大好きだったんだけども・・・。

    どんどん買って読んでた頃からすればそこから多分10年以上は経って、いい加減いい大人になって他にもいろんなジャンル・いろんな作家の本を読むようになった私には、正直本当に文章がくどくて、何度も何度も同じ言葉を繰り返す、同じ意味のセリフを言い方を変えて何度も繰り返す、その『新井節』が、

    本当に面倒臭く感じてしまったんです。。。

    (ファンだと豪語してたのに、そんなことを思ってしまう自分にちょっと自己嫌悪)


    でも最後の最後で結構衝撃的などんでん返しがあったのは、ちょっと嬉しかったかも。
    『おしまいの日』みたいな精神的におかしくなる物語とか、家族関係がこじれてくるような現実的な話だとばかり思い込んで読んでたから、最後に

    「ああ、素子さんってそういえばSF作家だった」

    って思い出させてくれるような驚き。
    解説にもあったけど「そう来たか」というのは私も思ったこと。読後の感想としては、面白かったって印象が残りました。
    ただ、前半があまりにもくどく迷走しながらゆっくりゆっくり話が進んだのに対して、後半に木塚くんが登場してからの理路整然ぶりと言ったら、1冊の物語の中にあってちょっとバランス悪いんじゃないのという感は否めないかな。

  • 懐かしい、新井素子さんの本でした。

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九六〇年東京生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の……』が第一回奇想天外SF新人賞佳作を受賞し、デビュー。一九八一年『グリーン・レクイエム』で、八二年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞した。他の作品に『……絶句』『もいちどあなたにあいたいな』『イン・ザ・ヘブン』『銀婚式物語『未来へ……』等多数。趣味は碁。日本棋院の「囲碁大使」を務める。

「2018年 『素子の碁 サルスベリがとまらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

もいちどあなたにあいたいな (新潮文庫)のその他の作品

新井素子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

もいちどあなたにあいたいな (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする