アンティック・ドールは歌わない: カルメン登場 (新潮文庫 く 10-4)
- 新潮社 (1990年11月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101433042
感想・レビュー・書評
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かっこつけている感じの栗本 薫。
「カルメンシータ・マリア・ロドリゲス。友達あたしをカルっていうよ。敵はカルメンと呼ぶ」
って、日本人だろう?
でも、その言い切りが、なんか、気持ちよくていいんですよ。
そういう人もいるかもしれないと思わせる強さがある。
ある意味、型にはまっているのに、「永遠の0」で感じたみたいな陳腐さがない。うーん、わたしのただの好みかも。
栗本 薫の長編のハードボイルドは、最後のどんでん返しでちょっと今までのドラマを壊しちゃうようなところがあるのですが、これは、短編の連作なので、そういうところもまったくなくて、そこもいい感じでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示