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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784101438177
感想・レビュー・書評
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家族をテーマにした短編集
ちょっとパンチが足りないが
鈴木光司の父性がにじみ出ていると感じた
田口ランディさんの解説が面白かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表題作の『サイレントリー』がぶっちぎりによかった。生きていくこと、、、それはとても一言で言い表せることではないと思うけれど、この作品を読んで生きていくこととはどういうことなのかと考えさせられた。今この瞬間を精一杯生きる、その繰り返しこそが人生なんだなと思った。
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リングシリーズの印象が非常に強いので、こんなに夫婦、親子、家族の愛に満ちた作品がある事に良い意味で驚いた。
どの家族も何かを失って再生して行こうとする物語
特に秀逸なのが『枝の折れた小さな樹』
10歳で死んでしまった妹のその後の人生をCGで再現する兄とそれを見る父親の話からは、胸の奥に少しだけ温かさを残してくれる。
次点が『大山』
再起を望む男が未来ある過去の自分を振り返りながら電車に乗って旅する話。
舞台が山陰地方というのがなんか良い。 -
鈴木光司の短編集。本のタイトルにもなっているサイレントリーと枝の折れた小さな樹が特に良かった。様々な側面からみた家族を描いた話が多いが上記の2つの話は心が穏やかになる話だった。
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「リング」シリーズは、ずいぶん前に読んだ。
その後エッセイばかり出して小説は書かないのかと思っていたが、年1冊くらいは文庫を出していることに、最近気が付き読んでみた。 -
『リング』などホラー小説で有名な鈴木光司の短編集。「目覚めれば目の前は海」、「大山」、「結婚指輪」、「枝の折れた小さな樹」、「人生相談」、「一輪車」、「サイレントリー」の7つ。
どの話も、家族をめぐる生と死をテーマにした作品で、タイトル通り、劇的なシーンがある訳でもなく、静かに淡々と、それでいて途中にちょっとしたピリッと来る節があり、そして希望をほのかに感じるエンディングにまとまっていく作品。個人的に好きなのは、たぶん「結婚指輪」かな。ちょっとミステリーめいたところがある部分が良かった。でも特にどれが良いとか悪いといった感じでもなかった。最後の「笑顔を向ける回数を一回でも多くするのだ。たとえ無言の笑顔であっても、思いは伝わるに違いない」(p.229)という部分は父の娘への愛情の注ぎ方の話だったが、おれの職業の教師と生徒の話にも通じるかもしれないと思った。(16/12/12) -
人生の岐路、家族の絆がテーマの短編集。
どれも心が温かくなる読後感です。 -
男の人の小説
清らかであたたか 表題のサイレントリー
父・母 になったらまた別の視点で読めるだろう
とは別に、田口ランディの解説は良かった
これぞ女の目線、といったモノ。
意地が悪いんじゃない、けなしてるでもない
けど、著者とは全く別の目線 笑 -
テーマは「家族」。
あったかい。 -
家族をテーマに書かれた短篇集です。
「目覚めれば目の前は海」
三喜男が思い出す妻の尚美との出会いの話から始まって・・・。
「大山」
別れた妻に会いに行くために京都から山陰線に乗って旅をする。その旅の中で染谷は、過去の出来事を思い出す・・・。
「結婚指輪」
現像から戻ってきた写真には、浜辺の砂山に麦わら帽子がのった撮った記憶の無い写真があった。夫婦仲が拗れて来た加納は、その写ってる場所を知りたくなり・・・。
「枝の折れた小さな樹」
息子に2時間だけ付き合って欲しい。と、言われてある映像を見せられた。そこには10歳で死んだはずの翔子の赤ちゃんの画像があった。さらに成長していく画像を見せられ・・・。
「人生相談」
講師でルポライターでシングルマザーの恵子は、サイン会を開いた。忙しい日々を過ごす彼女。サインを始めた時に日にちを知り、生理が無い事に気付いた。その相手は・・・。
「一輪車」
いつも忙しく家族をかえりみない卓也は、ある日妻から娘が不登校になってたのを聞いた。娘の心を開こうと頑張るのだが・・・。
「サイレントリー」
両親を失った女子高生と出産してすぐに妻を亡くした塾の講師。二人は、それぞれ過去を思い出す。
打ちひしがれた心、深く傷ついた心を持つ人々に輝いてた記憶を頼りに少しづつ立ち直って行く姿、一筋の光を見出した人の物語です。
人生とは?と、問いかけてくる作品ですね〜。良い話がたくさんあります。中でも「枝の折れた小さな樹」は、個人的に好きですね〜。
もちろん、お薦めしますよ〜 -
08mmdd読了
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大切な人との関わりを描く7つの作品が載った短編集。大切な人を失った後の話が多いが、どの話もラストは少しポジティブな気持ちになれる。ちなみに作品のひとつ「人生相談」は長編「エール」と少々リンクしている。
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こっから「リング」路線から家族愛路線に変更したんだよね。鈴木光司は愛妻家だからね。家事大好きなマッチョだからね。あーつまんね。でも小学生でも読める簡単な文章で表現する表現力は鈴木光司が一番だと思う今日このごろ。
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10 歳で死んだ妹が人生を幸福に全うする過程を、兄はCGを駆使して映像にし、悲嘆に沈む父に見せた…「枝の折れた小さな樹」。両親を失った女子高生と、生後まもない娘を遺して妻に死なれた塾講師。二人の前にあるシーンが立ち現れる…「サイレントリー」。打ちひしがれた心が、輝いた瞬間の記憶を頼りに再生していく。人生をいとおしむ静かな7つの物語。
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物に対する思い入れ、また執着は年齢を重ねるほど、深くなっていくもの。そういった思いを、上手くまとめてあるので、軽くも無く、重くも無く、ちょうど良い!!
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