ASIAN JAPANESE 3 (新潮文庫 こ 31-3)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101439235

作品紹介・あらすじ

穏やかに旅をしたいと思った。以前の旅とは明らかに違った。「何か」を求めるのでも、「夢」を追うのでもない、「帰る場所」を探す旅だ。「パスポートもビザもいらないアジアの国がある」という言葉にひかれて向かった沖縄。御柱祭を見に帰った故郷の諏訪。海と山とを往復しながら僕はさまざまなひとの「居場所」に出会う。デビュー作にしてベストセラーの人気シリーズ、ついに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 沖縄を南から鹿児島まで船で旅しながら移住した人に話を聞く
    アジアンジャパニーズ2よりはおもしろかったが1よりはやや面白みに欠けた

  • 2006

  • 風になりたくなる。本気で。

  • 日本からアジアへ。
    アジアから日本へ。パリへ。
    そして、再びアジアへ。

    第三巻は、「パスポートもビザもいらないアジア」沖縄での話。

    人びとの居場所に出会う本。


    「旅は戻ることはできないし、同じ旅を二度繰り返すこともできない。同じ場所を何度旅したところで、それは違う。僕らは明らかに以前とは違う地平に立っているのかもしれない。」

    人生も同じかもしれない。
    だからこそこの一瞬を生きていたいのかもしれない。もう戻れはしないから。

  • 090405(n 090726)

  • 3冊目はちょっと読むのにだれてくる。

  • 熱いです。旅がしたくなります。

  • 放出済み

  • なんでアジアを放浪した旅人は、決まって沖縄に落ち着くんだろう。
    私にはまだ何故そうなのかがわからない。
    でも行きたいって思う。

  • シリーズ第3弾。
    舞台は日本人が唯一パスポートなしでASIAN JAPANESEになれる場所、沖縄。

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著者プロフィール

1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。新聞社カメラマンを経て1991年独立。アジアを多く旅して作品を制作する。また近年は日本国内の祭祀、自らの故郷である諏訪地域などを撮影している。紀行、ノンフィクション、小説なども執筆。近著に『まばゆい残像』『孵化する夜の啼き声』『深い沈黙』など。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞を受賞。2021年に初監督映画作品『トオイと正人』で国際ニューヨーク映画祭、南京国際映画祭入賞。東京工芸大学芸術学部写真学科教授。

「2021年 『深い沈黙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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