- Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101440149
感想・レビュー・書評
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人を愛するときに、その人を形作っている要素が一つでも違っていたら、
その人を愛したかどうかわからない。
漠然とそんなことを感じた。
主人公は、彼が性的不能でなければ、こんなに彼を愛したのだろうか。
終盤の海でのシーンが印象的で、具体的に情景が浮かんできた。
静かに訪れる、愛する人を失う悲しみ。
読んだ後はしばらく余韻が消えず、ぼうっとしてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつものことながら破滅的
美しい人の脆さ -
ラスト、何故か泣きそうになりました。
男と女の恋愛や人生に対する考え方、感じ方に違いがあるのは間違いないことである。 -
男性が魅力的に描かれている。
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インポテンツってそんなに屈辱的なものなのかな。
女だから分かりませんでした。
解説の「この人の文はすっと入ってくる」って言葉、分かるなあって思った。水みたいにするすると読める。あっという間だった。
映画も見てみたいな! -
幻想と現実
そして肉体と精神の乖離…
小池真理子さんの本は独特の世界観があるなぁと思いました。
気だるいような感じもしますが、ダラダラしている訳じゃなく。
精神で結ばれるのってすごく幸せなことなんじゃないかと私は思います。
これを機にもっと小池真理子さんの本を読みたくなりました。
もう一度『恋』を読み返そうかな。 -
期待以下
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36636
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2016.12.7