欲望 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101440149

感想・レビュー・書評

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  • 三島由紀夫の小説を読んでいればもう少し深く物語に入り込めたかもしれないが、『仮面の告白』しか読んでいないので中途半端にしか入り込めなかった。でも読んでいなければ全く入り込めなかったかも。
    肉体と精神とを分裂させて云々・・・というのは『仮面の告白』のテーマの一つでもあるし、たぶん普遍的なテーマなのだろう。でもこの物語はそれが全面に押し出されすぎな分、どうしても嘘くささ(というか作り物くささ)が際立ち、欲望をテーマにしている分生臭いところが重すぎ、そして両方が全く溶けあわずに乖離しているように読め、正直全く好きになれない話だった。
    類子は正巳の心の傷を、正巳の側にたって理解しようとせず独りよがりだし、その独りよがりが結局正巳を死に追いやっていったように思えるのだが、間違っているかしら?間違ってないとすれば、本当にひどい話だ。

  • 三島由紀夫的美学を追求なのかも?!

  • 読み終えるのがしんどかった。
    文章がちょっと自分には合わないような気がする。
    華美な説明表現がかなり窮屈。
    物語の展開もおそすぎて退屈な印象。
    最初はいい感じだったんけれど…

    いったん面白くないと思ってしまったら
    読書はちょっとしんどい作業に成りえてしまう。。。

著者プロフィール

小池真理子(こいけ まりこ)
1952年東京都生まれの作家。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『二重生活』『無伴奏』『千日のマリア』『モンローが死んだ日』などがある。
2019年1月6日から、『モンローが死んだ日』がNHK BSプレミアムでドラマ化。主演は鈴木京香、草刈正雄。

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