無伴奏 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 413
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101440200

感想・レビュー・書評

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  • 初恋と処女喪失の物語。解説・石田衣良の言葉を借りれば、『幸福な作者の幸福な作品』です。<br><br>
    きみは、僕が愛した初めての女性だった。きみと知り合えたことが、僕にとって、最高の幸せだった気がするよ。

  • 静かな悲しさと余韻の残る話だった。

  • 「無伴奏」は直接的には曲名ではなく、店の名前。
    仙台にあった、音楽喫茶。バロック音楽専門喫茶。

    主題は音楽ではない。
    野間響子の物語。

    叔母がピアノの先生。
    音楽の題材は少し出てくる。
    ローリングストーンズの「アズティアーズゴーバイ」
    「勝利を我等に」
    ビートルズ「ヘイジュード」
    パッヘルベル「カノン」
    ジェームズブラウン「マンズマンズワールド」
    ラフマニノフピアノ協奏曲
    チャイコフスキー「悲愴」
    「受験生ブルース」
    プロコルハルム「青い影」
    マルウォルドロン「レフトアローン」
    バッハ「平均律」
    「アダージョ」
    ダイアナロス,シュプリームス「ラブチャイルド」
    バッハ「ブランデンブルク協奏曲」

    この曲の順番で物語を予想しながら読むのもよいかも。
    曲をかけながら読むのもよいかも。

    新潮文庫の解説は石田衣良
    「無伴奏」「恋」「欲望」を読んだとのこと。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    その果てに待つものを知らず、私はあなたを求めた―。多感な響子は偶然に出会った渉に強く惹かれるが、相手の不可解な態度に翻弄される。渉に影のように寄り添う友人の祐之介と、その恋人エマ。彼らの共有する秘密の匂いが響子を苛み、不安を孕んで漂う四角形のような関係は、遂に悲劇へと疾走しはじめる。濃密な性の気配、甘美なまでの死の予感。『恋』『欲望』へと連なる傑作ロマン。

    この作家さんの描き出す雰囲気がたまらなく好き。
    重いせつなさ。
    彼女の描く男性はどうしてここまで純粋なんだろう?生きてはいないのではないかと思わせられる透明度のある男性が物語の中で動く。
    不安に胸を高鳴らせて最後まで一気に読みました。
    切ない。。。。
    響子は墓まで秘密を抱えていくのだろう。
    切ない作品でした。

著者プロフィール

小池真理子(こいけ まりこ)
1952年東京都生まれの作家。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『二重生活』『無伴奏』『千日のマリア』『モンローが死んだ日』などがある。
2019年1月6日から、『モンローが死んだ日』がNHK BSプレミアムでドラマ化。主演は鈴木京香、草刈正雄。

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