香乱記〈2〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101444321

感想・レビュー・書評

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  • 感想などは全巻読了後に。

  • 陳勝・呉広が起ち、国々の興亡が目まぐるしい第2巻。従兄の田儋が斉王となり、田栄・田横の兄弟は将軍として王を支える。
    許嫁を死なせた者たちへの復讐、悲運の王女への助力、攫われた少女の救出など、田横のエピソードがいちいち英雄的で面白い。今後、史実に現れる田横像とどのように結びつけていくのか、続きが気になる。

  • いいところで終わった

  • 登場人物が多すぎて名前がよくわからんくなってきた。

  • 陳勝・呉広の乱によって、少しでも気概のあるものは起ち、まさに乱世の様相。聞いたことのある名前もチラホラ出始め楽しいです。では三巻へ。

  • 法治国家には官僚をはびこらせるメカニズムが埋め込まれているのだろう。士業がそれに準じる。国家試験も法律から生まれる。そして方の仕組みを知る者がインナー・サークルを構成するのだ。貧富の差が激化する現状は派遣社員やパート労働者をアウトサイドすれすれにまで追い込んでいる。
    http://sessendo.blogspot.jp/2016/01/blog-post_3.html

  • 秦の始皇帝の時代。秦の悪政下において各地で反乱の火ぶたが切られていき、楚漢戦争が勃発、帝国秦が終焉していくまでの話。各国の将軍たちが登場するなか、主人公は斉の田横。前半は田横の様子がよく描かれていたが、後半は楚の項羽と劉邦や秦の章邯が多く登場し、田横の話というより猛将たちの話という感じだった。立場は違えどどの人物も志高く、熱いなと感じた。

  • だんだん面白くなってきた。

  • ついに田横が秦王朝打倒のため立ったのはいいが、
    後半は陳勝の動向に視点が移ってしまったのが残念。

  • 9784101444321 317p 2008・3・5 7刷

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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