青雲はるかに 下巻

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101444369

感想・レビュー・書評

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  • 楽しく読んだ。范雎という一食客、殆ど知られていない人物を歴史の表に登場させ、何人かの女性との関わりを持たせ、追われる身をなんとか持ちこたえて、復讐を果たす。そこには運もあろうが、不屈の精神力が他の人との一線を画した。そこから教えられることは大きい。兎に角主人公の裏表のない性格が清々しさを感じる後味の良い物語だった。2024.3.3

  • 9784101444369 500p 2007・4・1

著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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