泡亭の一夜 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2002年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784101445090

感想・レビュー・書評

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  •  泡坂妻夫による、新作落語+エッセイ集。
     アワツマといえば「奇術」や「紋章上絵師」といったキーワードがまずは取り沙汰されるけれど、「落語」、そう言われてみれば落語っぽいよねと、何作か読んでいれば深く納得してしまうのでは。
     戦前の神田で親しんだ寄席への郷愁から新作落語を作りため、満を辞しての“泡亭”の開場。滑稽噺だけでなく、人情噺、怪談噺もあれば、当然奇術もある!エッセイでは広く演芸全般に対する愛情、親しみが熱く語られる。
     落語としてどうなのかという評価は私にはできないけれど、解説によると、寄席演芸のなんたるかをとてもよくわかった出来映えだとのこと。
     滑稽噺が楽しみだったけど、意外と人情噺が心に残った。『三紋龍』の主人公は山本耕史がいいなと思った。

    • 111108さん
      akikobbさん
      もうキャスティングですか笑
      全然追いつけてないですが、この本読んだ時には山本耕史のこと覚えておこうと思います。
      akikobbさん
      もうキャスティングですか笑
      全然追いつけてないですが、この本読んだ時には山本耕史のこと覚えておこうと思います。
      2023/09/05
    • akikobbさん
      111108さん
      はい、その時にはぜひ思い出してくださいね笑
      異論は認めます(`・ω・´)
      111108さん
      はい、その時にはぜひ思い出してくださいね笑
      異論は認めます(`・ω・´)
      2023/09/05
    • 111108さん
      異論は認めます←笑
      異論は認めます←笑
      2023/09/06
  • 落語の小噺集と、泡坂の落語に関するエピソード集。軽快で面白い。

    しかし、分からないことも多い。電車の中で読んで笑わないように苦労した。

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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