本の雑誌血風録 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2002年1月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784101448244

みんなの感想まとめ

本が好きな仲間たちが集まり、雑誌を作り上げていく過程が描かれています。失敗や衝突を経ながらも、少しずつ成長していく姿は、読者にとって感情的な共鳴を呼び起こします。特に、目黒さんの登場には切なさが漂い、...

感想・レビュー・書評

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  • 本が好きな仲間が集まって雑誌を作り
    それがどんどん大きくなっていく
    読んでいて目黒さんが出て来ると切なくなってのほほんと読めなかった(本が悪いのではない)

    なんか男らしい熱さと暑さと厚さな本で本の雑誌を読んだことあるなら是非
    他の本で被ってる話題も多いがそれだけちゃらんぽらんさ加減が真実の裏付けと。なんか羨ましい

  • お硬い流通業業界誌の編集長だった椎名誠が、目黒考二と本の話でもりあがり、目黒考二が手作りの書評個人誌を出してさらにもりあがり、それを雑誌にしてしまおうとつっぱしり、ついに沢野ひとしや木村晋作も巻き込んで本の雑誌社をつくり、その一方業界誌の方もさまざまに企画を立て、東奔西走しあぶらがのっていて、しかしいよいよその両輪が苦しくなり、会社やめるか…となるところまでが怒涛の勢いで、時代も文体も話題もはげしくあっちこっちに行きながらつづられる。とにかく猛烈な熱量、パワーを感じて引き込まれる。一度本を出して踏み出すと、世間に見出され、全方位的にお声がかかり興味関心が爆発的に広がっていく様が。ラジオ出演にインタビュー、プロレスから旅からもうもうもう、と。◆目黒さん初めて本を読んだのが中学三年の春休み前というのは意外だった。その後、大学入学後から本本本本の生活で、有名なシーン、椎名誠の会社を、本が読めないので辞める、というシーンもちゃんと出てきて。また本の雑誌が有料の出版広告をことわるくだりをはじめとしてそのクールさが際立っていて。また、木原ひろみ、のちの群ようこをめぐる話も興味深かった。自分の会社の志望者の落選者の履歴書からひろいあげて連絡し、その話がおもしろくてみんなから好かれ、しかし狭い事務所でのあれこれに怒りがおさまらなかったり。◆藤代三郎「戒厳令下のチンチロリン」、別人群ようこの できるまで、安部公房「榎本武揚」、井上靖「四角な船」は手に取りたくなったなあ。

  • 椎名誠、目黒孝二、沢野ひとしなどの面々が「本の雑誌」を出版する。
    失敗や衝突を重ねながらも、少しずつ雑誌の売り上げを伸ばしていく。
    サラリーマン時代の椎名誠についても知ることが出来る。

  • 椎名誠

  • もうあんまり内容の方を覚えていませんけれども、なかなか読んでて心地よいエッセイだったかと思います!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    あ、エッセイではなく小説といった方がいいかもしれませんね…けれども、椎名氏の書く著作はどれもこれもエッセイと小説が入り組んだみたいな作品が多いので、この際エッセイだの小説だの言わなくてもいいのかもしれませんね…

    内容も他のエッセイと重複しているところがあるし…たとえば本の雑誌社を創設した当時の話とか…他のエッセイでも読みましたよ! 椎名さん!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    けれども面白く読めるのはやはり氏の文章力あってのもの…と僕は思いますのでこれからも椎名氏のエッセイを愛読して参りたい所存でございます…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 風雲録と対をなしている本書。
    椎名さんのははっちゃけてるぜ!

  • 2012/05/17読み始め。2012/05/23読了。目黒孝二と群ようこが椎名とつながっているとは!

  • 表紙はどうなんでしょう?うーん。
    確かこの本、中学生の時についていけなくて途中で止めたのだけれど、 今読み返すと本への熱い想いやうまくいかないイライラ…とかが読んでいてすごくこちらに伝わってくる文章でした。

    いつまでも、あきらめずに愚直に進める姿勢でいたいなぁと思える本。

    ちなみに、この本読んでから「本の雑誌」の定期購読者になりました。
    安さにびっくり。
    今後も出版不況に負けずに頑張れ〜!!

  • この業界にいる人間は必読。読み物として十分面白い上、勉強になる。

  • <a href="http://ryouchi.seesaa.net/article/6581889.html" target="_blank">感想はこちら</a>

  • やっぱり沢野ひとしがイイ!

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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