池波正太郎の食まんだら (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 81
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101453224

作品紹介・あらすじ

先生は、たとえ一杯のラーメンであっても死ぬ気で食べていた-。美味を貪らず、しかし毎日の一食一食を大事にした作家は、食通でもなく、グルメでもない、本物の「食道楽」だった。池波正太郎の書生を十年間つとめた著者が、亡師が愛したゆかりの店や宿を再訪し、あの味の「今」を亡師へ報告。師から学んだ食の作法をさまざまな思い出とともに案内する。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の写真といいタイトルといい師匠のふんどしで相撲を取りすぎ。おまけに上手いとは言い難い文章。池波正太郎本人のエッセイが読めるなら本書は不要。

  • 「生在蘇州、衣在杭州、食在広州、死在柳州」...広東省でも順徳県出身の料理人は一目置かれる/良い料理屋の見分け方..客席と厨房が同じ広さ、つまり稼ぐ事以上に味を大事にしている証拠/泥鰌の別名-踊子:酒を般若湯というのと同じ坊主の隠語、桶の底から水面までくねくねと踊りながら上がってきて、息をするたびにチュッ、チュッと鳴くから/フランス語でピエ・ド・コションは、「豚足」/ハヤシライス:丸善を興した早矢仕有的が横浜で商売を始めた時、人が訪ねてくるたびにありあわせの肉と野菜とゴッタ煮にしてだしたのが「ハヤシライス

  • 広告代理店のコピーライターを経て、池波正太郎の通い書生を務めた筆者。
    三十代から10年、池波正太郎に師事を受けたが、池波氏との関係は食の作法だったらしい。(文中の記述による)

    池波氏に連れられて行った、数々のお店を、亡き師に思いを馳せて出かけ、食べたものと師について語る。
    まるで、手紙のようなエッセイだ。

    神田界隈や浅草の章は、自分にも知った店名が出るけれど、
    なかなか足を運べるような場所ではなかったりする。

    池波氏に連れられて出かけた店も、時代ともに閉店したり移転したりしてるようで、寂しさも垣間見れる。

    読んでいるうちに、口の中に唾液がたまりそうになる。
    古き時代の、大人の空間を観た気がする。

  • 池波先生、うまいもん食ってらっしゃるなあ。

    先生の影響で神田周辺の食べ歩きが大好きなわたくし。

  • 「池波正太郎への手紙」というタイトルの単行本の文庫化。増補改訂あり。この中のあるお店に行こうと思っていたのですが、「お子さま連れお断り」の1行にがっかり。

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