聖なる春 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1999年12月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (196ページ) / ISBN・EAN: 9784101456256

感想・レビュー・書評

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  • グスタフ・クリムトの贋作を描き続ける男の話。
    耽美的かつデカダンス色強く、170p程の軽いボリュームだが重さのある作品。
    表題の聖なる春とは何か、うまくキーとして絡めた美しい物語構成だった。

  • もしクリムトが「幸福」という題を与えられても、彼は至福に輝く人々ではなく、煉獄にのたうつ男女の姿しか描かなかったろう。〈不幸〉は描写することはできても、〈幸福〉は画布に写しとることなんかできないのだ。

  • デカダンスからの脱却。
    個人的にはあまり好みじゃなかったが冷静な目で見れば名作の部類に入れてもよかろうか、という気がするので登録

  • 道尾さんおすすめ。

    多くの人々に感動の涙を流させ、たくさんの書評家や作家たちに絶賛され、芸術選奨まで受賞した作品。

  • 少なくとも2年前にもらった本。ずっと読まずにいたけれど、やっと読むのに相応しい時期がやってきた。だから改めてこちらに登録することとした。

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  • クリムトの贋作を描く主人公。クリムトの作品といえば「接吻」しか知らなかった。静かに始まり静かに終わる物語。

  • だるくて浸った感じが良かったです。

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著者プロフィール

久世光彦

一九三五(昭和十)年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。TBSを経て、テレビ番組制作会社を設立、ドラマの演出を手がける。九三年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、九四年『一九三四年冬――乱歩』で山本周五郎賞、九七年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、二〇〇〇年『蕭々館日録』で泉鏡花賞を受賞。一九九八年紫綬褒章受章。他の著書に『早く昔になればいい』『卑弥呼』『謎の母』『曠吉の恋――昭和人情馬鹿物語』など多数。二〇〇六年(平成十八)三月、死去。

「2022年 『蕭々館日録 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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