しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.76
  • (1248)
  • (1594)
  • (2185)
  • (122)
  • (25)
本棚登録 : 9960
レビュー : 1561
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461212

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「旦那」「お前さん」

    しゃばけってすごいタイトルだなと第一印象。妖怪物は小さいころ好きで、よく鬼太郎の本を読んでいたなと、この作品を読んで思い出した。いろいろな妖怪が出てきたけれど、屏風の妖怪が良い。性別があるとすれば多分男性。でも女性の口調で「あたしだってね、これでも旦那を慕ってるんだよ。」と散々暴れたのに、なんだか憎めなくって好きだなぁ。

  • 江戸が舞台ではあるけど、キャラとか設定とか話とかがラノベっぽい。
    ただキャラクターに好感が持てるし話も面白い。

  • タイトルは以前から知っていたけど、なかなか手に取ることも無く、やっとこ読んでみた。
    シリーズ物読みたかったし。
    妖(あやかし)の類が出るから、陰陽師的かといえば、そうでもなし、では推理モノか? と問われるとそうでもなし。

    主人公の一太郎がものすごく体が弱いので、安楽椅子探偵物か? と問われるとそうでもない。

    不思議な物語でした。

    凄い謎解きがあるわけでもなく、妖の目くるめく戦いがあるわけでもなし、淡々と、ただただ日常が面白く進むわけで。
    気がつくと読み終わっていたという感じ。
    少ないキャラクター数なので、非常に丁寧に描かれています。

    今市子の「百鬼夜行抄」を昔話風に、凄くマイルドにした感じ。

    とりあえず続刊も読むこと決定。

  • 幸福を独り占めすることは出来ないけれど、
    不幸も独り占めすることもないなあと。

  • 人気シリーズだと踏まえた上で、読破。
    廻船問屋の一人息子、17歳少年の物語。
    彼には妖(あやかし)が見え、それが普通であり日常。
    さらに手代の二人も、妖で主人公を補佐している。

    主人公が深夜に外出し、殺人事件に遭遇するところから物語は始まる。
    殺人鬼の正体と意図、そして事の真相を追求するミステリー。
    手代の二人も剛柔の配置が明確で、キャラクターが立っているところが良い。
    妖怪がたくさん出て、漫画にも合いそうな作品。
    高橋留美子先生や田辺イエロウ先生を、連想しました。
    実写だと、20代で高校生を演じるあの役者か?とか。
    いろいろな要素を許容する、エンターテインメント作品。

    あとで検索して分かったことですが、漫画化していて高橋留美子先生も参加されていらっしゃいました。ドラマ化や、ミュージカル化もしているんですね。
    エンターテインメント作品との感想は、誤りじゃなかったです。

    シリーズ制覇はともかく、楽しみたい方にオススメ。

  •  4~5年前に読んだ本の再読です。
     この「しゃばけ」は10年ぐらい前のラジオドラマで存在を知りました。ラジオドラマではずーっと妖がガヤガヤ楽しく騒いでいる感じで、特にやなりたちが本当に可愛く賑やかでした。それでずっと読みたいと思っていたところで、図書館で発見。すぐ読みました。
     結果、やなりたちはラジオドラマの方が可愛い。
     手越祐也のテレビドラマも少しだけ見ましたが、私にはイメージ違いですぐ消しました。
     でもテレビドラマでファンになった方もいらっしゃるのだろうし、ラジオドラマがイメージ違いの方もいらっしゃるのだろうし、本との出会いは人それぞれなのだと思います。
     さて、小説の方は、それでもやっぱりやなりは猫みたいで可愛いし、仁吉はかっこいいし、佐助もまあ素敵だし、一太郎の病がちながら病に甘えない性格も好ましいし、親分や栄吉や両親もいい味を出していて面白いです。私には今まで縁の無かった江戸言葉?も小気味いいですね。
     私にとってはストーリーよりもキャラクター小説に近いかもしれません。ストーリーもしっかりしているけど、すとーりーよりキャラクターたちが光っていて、すごく記憶に残ります。

  • 昔々のお話、妖と病弱な訳アリ若旦那たちが織り成す
    笑って泣いて心温まるお話です。

  • ほっこりする。
    殺人事件が起きているのに、一太郎のふわふわした感じと、妖怪たちの陽気な雰囲気がとても癒されます。
    江戸の雰囲気もさることながら、下町人情が厚いのが特徴的。癒されたい時に読むと◎

  • 読み出したらとまらなくなるほど面白かった。

    鳴家、猫又、数々のツクモガミ。でてくる妖怪たちがなんとも愛嬌があって好ましい。

    人間もふっと笑いが浮かんでくるキャラクターぞろいで魅力的だ。

  • 意外にも良かった。妖怪モノは小松エメルの一鬼夜行が面白かったけど、しゃばけの妖怪もそれぞれ個性があり、かつミステリー仕立てのお話し。読んでいてずっと飽きず、面白かった。

全1561件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)のその他の作品

畠中恵の作品

ツイートする