しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 9957
レビュー : 1560
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461212

感想・レビュー・書評

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  • 家鳴がまだ「きゃわきゃわ」言わない、しゃばけシリーズ第一作目の長編。
    第一作目ということで後に続く他の作品と比べるとやや物足りなさはあるものの、読まないのはもったいない。

    殺伐とした殺しの事件がメインではありますが、一太郎の人柄と妖たちのスパイスのおかげで、軽快に笑いながら読めるほっこりした内容です。
    手代2人組がまだちょっとおっちょこちょい・・というかミスがあるのも微笑ましい。

    栄吉には申し訳ないけれど、彼のお菓子に対する皆の反応には毎回笑ってしまいます。愛情ゆえ、大好きです。

  • 面白かったです!
    可愛くて、かっこいい妖が人間を守る。そんなストーリー展開が好きなのでどんどん続刊読みたくなります。

    どなたかも書かれていましたが、この役はあの俳優さんにやってほしいなどと考えるのが楽しかったです!

    え、まさか!という展開が多いので、鳥肌たって本の世界にどっぷりはまれる1作でした( ゚∀ ゚)

  • 体が弱い一太郎。そんな一太郎の世話をする犬神の佐助と白沢の仁吉。一太郎のことを心配するあまり佐助と仁吉の様子が過剰になりすぎていて、それに呆れる一太郎という3人トリオの様子がおもしろかったです。また、自分の体が弱く周りに心配をかけてしまうことを申し訳なく思う一太郎や一太郎の友達の栄吉が稼業である菓子作りがうまくいかないシーンは登場人物たちの現実の世界での悩みや葛藤が描かれていました。ただ妖怪だけが出てくるファンタジー作品でなく、そういう人間の苦しさと闘う姿も描かれていて勇気がもらえました。文章も分かりやすく書いてありスラスラと読めるので、気分転換がしたい時には最適な本だと思います。

  • 畠中恵作品初読み。
    一太郎は甘やかされた我が儘あほボンかと思いきや、体が弱すぎるだけで頭の回転も良さそうだし、しっかりした跡取り息子だったとは(笑)
    お金持ちのボンボンにありがちな世間の感覚とはズレのある天然くんだったとは(笑)
    手代の二人は本当に一太郎が主だとおもっているのかなあ(笑)
    江戸時代っぽい時代小説が苦手でも楽しめる作品。

  • ずっと気になっていた本。時代物ということと、冊数が多いことにしり込みしていたが、読んで良かった(^^)若旦那一太郎とその周囲にいる「あやかし」たちによる大江戸人情推理帖。登場人物(あやかし)たちも愛嬌があって可愛く憎めない(笑)愉快痛快な娯楽小説です。

  • 次が早く読みたい!
    若旦那や過保護な手代たちが良い。
    ほっこりする読後感。

  • 時代ものってちょっと苦手だと思っていたのですが、これは面白い!古い言葉とか、昔ながらのの喋り方があまりないからそう思うのでしょうか。
    そこが時代ものの良いとこだ!と思われる方もいると思いますが、私はそれがない方がなんというか、壁を感じない気がして好きです。
    時代もの苦手だと思って懸念してた方は騙されたと思って一度手に取ってみてください。

  • 江戸時代を舞台にした、奇妙な妖達と人間が織り成すファンタジー。古典もののファンタジーってどうなんだろうと思って読み始めましたが、これはあり。時代物の小説ってどうも堅苦しい日本語(これはこれでいいんですが)や義理人情の筋道がスッと通ってるものだとイメージしてましたが、これは全然違う。確かに時代に沿った言葉遣い、生活臭さが出ているけど、今の時代にマッチした感性というか、間合いみたいなものが心地いい。
    それがただ人間同士の話じゃなくて妖が入ってくることで一筋縄じゃいかない話の展開。最後まで飽きません。こういうファンタジーは初めてでしたが非常にツボに入りました。続編も読んでみよう。

  • 話題になっているのは知っていたのだけれど、yomyomで短編を読んで気に入って、一気に既刊分を買い込んでそのままファン^^

    鳴家たちは3巻からかわいらしくなるね。かわいい。

  • 江戸ファンタジーものにはまっていた時に読んだもの。
    気軽に楽しめるよ!少しライトノベルっぽいところがあるかも。

著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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