ぬしさまへ しゃばけシリーズ 2 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6220
レビュー : 684
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461229

感想・レビュー・書評

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  • 第2巻からは短編集のようです
    浅い話、深い話いろいろあります

    1巻から気にはなっていましたが、やたらと括弧書きが多いですね
    作者の癖なのでしょうか?

    主人公の心の声が主ですが、家鳴りの声になることもあるようです
    必要だとは思えなく、使わない方がすっきりすると思うのですが・・・

    このシリーズ、主人公を気に入れば、作品を好きになれるのでしょう
    私には徐々に妖化しているように思えてなりません

  • 「しゃばけ」の世界を舞台にした短編集
    仁吉の初恋の話は、日本の物語らしく慎ましい感じで好感を持ちました。たぶん、外国だと、もっと積極的で読んでて疲れるような話になるんじゃないでしょうかね。
    ネタが最初からわかっちゃう感じがちょっと残念かも。
    「虹を見し事」は若旦那のまわりから妖怪どもがいなくなる話。
    なんせ、病気がちの若旦那のことですから、夢オチとかいろいろ可能性が考えられるわけでして、続きがなければ最終回かもと勘違いしそうな話でした。
    この話が一番好みかな。
    しかし、延々とおいしくないお菓子を作り続けられるお隣さんもいいキャラクターだよな。

  • 2巻目にしてちょっと飽きた

    2018.2.20

  •  解説にある通り、ほんとよくある設定・話・キャラクターで、新鮮味がぜんぜんない(>_<)
     文章がまた、なんか自分と合わないし(>_<)
     諧謔に欠けるというか、江戸情緒がわざとらしすぎるというか、ひとこと多すぎるというか……(´ェ`)ン-…
     どの話も「作った感」が強すぎて、どうも白けるし(>_<)

     人物の心象・造形がまた、なあ……(´ェ`)ン-…
     いくらなんでも、猫の首を切って転がしとくような人間には一切同情できないよ……(´ェ`)ン-…
     犯人側の人間ならまだしも、弱者・被害者側の人間のやることじゃない……(´ェ`)ン-…
     あのくだりだけで、この本、このシリーズ、この作者に対する親近感が一気になくなった……(´ェ`)ン-…

     まあ、買い置きしてるから3巻目までは読むけど、それでおしまいにしよう( ´ ▽ ` )ノ

     ふと思い出したけど、このシリーズ、10年くらい前にドラマ化されたんだっけ?
     手越祐也? 妖怪のCGがあまりにもダサくて、途中で見るのやめたような記憶がうっすら……( ´ ▽ ` )ノ

    2018/01/09

  • しゃばけシリーズの第二弾
    元気に寝ながら、色々な事件を解決していく若旦那。昔の江戸を舞台に、妖怪たちとともに楽しく読める本。

  • 第一作『しゃばけ』を読んでから、何年か経っているかも。
    病弱な若旦那と妖たちが謎解きをするーというような記憶はあったけれど、例えば手代の佐助、仁吉なんて、前作にいたっけ?というほど。

    この人の話の運び方は、本当に上手だなあ、と改めて思う。
    一つの謎が解決したかなあ、と思うと、新たな、そしてもっと大きな一件が起こる。
    それでも、急にバタバタ起こっただけで、消化不良なんてことがない。
    すぐに、ではないけれど、またいつか、シリーズの別の作品を読んでみるかもしれない。

    自他ともに厳しいがみがみ主人の田原屋の話など、現代ならモラハラ亭主、上司と言われそう。
    でも、こういう性格の起こす悲劇は、とても普遍性のあるテーマで、考えさせられる。

  •  六編の短編集。相変わらず虚弱体質の若だんな。
     腹違いの兄・松之助がきっかけはともかく、長崎屋で働けることになったのは若だんなにとってもよかったと思う。仁吉や佐助、妖たちとのやり取りは相変わらず面白い。 

  • 若だんなと、あやかしたちと、江戸の町。

    久しぶりにしゃばけシリーズが読みたくなって。妖怪と謎解きと江戸。これが楽しくないわけがない。

    「栄吉の菓子」栄吉の菓子を食べたご隠居が亡くなった。とうとう殺人が起きるほどの不味い菓子……というわけではなく、亡くなったのには理由があった。人の好意に気付けない人の哀しさ。

    「空のビードロ」腹違いの兄・松之助の話。人の冷たさと優しさを知る兄さんは、きっと若だんなを二人の兄やとは違う面から守ってくれる。

    「仁吉の思い人」頼りになる兄や、仁吉の過去話。若だんなを守る彼の、優しくて強い思い。

    「虹を見し事」いつもと違う長崎屋。これは誰の夢? 若いのに落ち着いている若だんなも、たまには気持ちが弱る。

  • 短編集。若旦那が少し成長を見せたり、周囲の人や妖怪達との繋がりを感じる話が面白い。兄の松之助も転職出来て良かった(*^^*)

  • しゃばけシリーズ2作目。病弱だけど頭脳明晰で芯が強い一太郎のことが好きになってきました。お気に入りの話は「虹を見しこと」。一太郎は、桶の水に映る月を手に取れたことで、自分は誰かの夢の中にいるのだと気づき、いったい誰の夢なのか推理する。タイトルも、月を摑むところも、素敵だなぁ。

著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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