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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784101461236
みんなの感想まとめ
妖たちと共に生きる若旦那の物語は、ほのぼのとした雰囲気と時折の緊張感が絶妙に融合しています。シリーズ3作目となるこの短編集では、江戸の薬種問屋での若旦那一太郎が、妖怪たちと共にさまざまな事件を解決する...
感想・レビュー・書評
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江戸に薬種問屋の若旦那と妖達との物語。
本が見つけられず、順不同に読んでいるのが、ちょっとだけ影響しました。1話の金次が何者か?ってとこですが、わかっていても、それでどうおちるの?となるのは、うまいなぁと。
その意味では、産土も、ん?とは思いつつも、うまくやられた感じです。妖として生きる続ける佐助の気持ちが感じられ、若旦那への思い入れもわかる気がしました。
いつもより、ちょっとゾワッとする感じの話が多いですが、ほんわかな感じもきちんとキープされて、楽しく読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」「産土」「たまやたまや」の5篇。
殺人が絡んだ事件も多いが、探偵役、一太郎のおっとりしたキャラと妖たちのドタバタが、ほのぼのとした雰囲気を醸し出している。
「産土」は、犬神・佐吉の昔話。途中までは長﨑屋の身代が傾いてしまったのかと読者をヒヤヒヤさせる。「たまやたまや」は、幼馴染み栄吉の妹お春が嫁にいってしまう、ちょっと切ない話。 -
シリーズ3作目の短編集。
あいかわらずの一太郎の病気がちが作品にからんでくる。ほのぼのからシリアスな話まで、興味深い読後です。
お春ちゃんの嫁入りはちょっと寂しい。
お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。
寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって? すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも……(「茶巾たまご」)、
世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、
コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。
若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。
シリーズ第三弾の、始まり始まり!
【シリーズご案内】
お江戸は日本橋。大店・長崎屋の一人息子である若だんなこと一太郎には秘密があった。
大妖の血を引く彼には、鳴家や猫又といった妖(あやかし)が見えるのだ。
しかも若だんなを支える手代、仁吉と佐助も、その正体は人ではなく妖なのである!
そんな病弱だけど、心優しく頭のきれる若だんなが、妖たちとともにお江戸の難事件を解決。
読めば気持ちがほっこりすること間違いなし、累計840万部突破の人気シリーズ「しゃばけ」の世界へようこそ! -
5編からなる短編集
しゃばけシリーズ第三弾
今回も若旦那と二人の手代、そして可愛らしい妖怪たちのはちゃめちゃな犯人探しや謎解きが繰り広げられます!
人というのはなかなかに、取り憑かれたような行いをするもので、結局怖いのは、お化けでも妖怪でもなく、人間だったりするものです。
畠中さんはいつも最後に切なくなるような、心がギュッとなるようなお話を持ってくるので、「ズルい!」と思いながら読んでいます。
おすすめです。
「呼んでくれる人がいる方が、いいねえ……」
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気になっていた人気のしゃばけシリーズ。借りたので読んでみた。畠中さん初読みです。
身体が弱くて、すぐに寝込んでしまう若だんなと若だんなの周りをチョロチョロしている鳴家たちが何とも可愛らしい。
機会があればまた読みたい。 -
甘い奉公人と、甘い甘い兄やたちと、さらに甘甘甘な両親という、売り物の砂糖を全部集めたよりも極甘な者たち……
身体が弱くて寝込みがちな主人公の若だんな一太郎への周りの者たちの溺愛ぶりを、作者はいろんな言葉で書いていて、それだけでも面白い。
でも、その溺愛ぶりが妙に心地良くて、寝込みがちだけど、優しくてしっかりしている若だんなにもとても好感が持てます。
今回は貧乏神の金次、可愛い於りんちゃんと化粧が厚い(笑)お雛ちゃん、広徳寺の寛朝とまたまた個性豊かな登場人物が増えて、ますます面白くなってきました。
そして、最後のお話、若だんなの幼なじみの菓子屋三春屋のお春ちゃんがお嫁にいくお話では、若だんなのほのぼのとした淡い恋があって、じーんとしてしまいました。
ほんとにしゃばけシリーズ面白いです。 -
一太郎が昼ごはんをお代わりしただけで福の神が来たか!と大騒ぎになる長崎屋の面々が愉快。楽しい話だけでなく、世の中には取り返せないものがあること、佐助の過去、小春の嫁入りなど切なさが残るお話もあり、緩急があって良かった。
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図書館本
今回もほっこり -
五つの話からなる短編集。今回は暗い結末の話が多かった。
「何で何で殺しちゃいけないんですか。だって、その方があたしには都合がいいんだから……いいじゃないか、いいじゃないか」(『茶巾たまご』より)
自分本位で、殺人に恐れも哀れみも抱かなかった下手人の言葉にぞっとした。 -
若だんなと妖たちのやりとりが相変わらず面白かったです。
なんだかんだ人死にが出ているシリーズだよな、と今更ながら…
それでもほっこりするのはどこか抜けてる若だんなや妖たちのおかげでしょうか。
佐助の過去の話は切なくもちょっと怖かったです。 -
シリーズ3作目。
もし新刊ならネタ切れになってないかなと思ってたと思うが(実際はこの後も何刊も出てる)変わらず面白かった。
甘やかされ放題の金持ちの息子が全然嫌なやつじゃないのは、時代が違うというのが一番だけど、書き方なんだろうな。
若だんなのことだと思って読んだお話はすっかりだまされてヒヤッとした。 -
しゃばけシリーズ第3弾。今回は「茶巾たまご」、「花かんざし」、「ねこのばば」、「産土」、「たまやたまや」の5つの短編。
相変らずの鳴家(やなり)の可愛らしさに心奪われながら、やっぱり今回も佐助と仁吉という、コワモテなのに意外と素直でズレてる二人の妖(あやかし)のユーモアも存分に楽しめた。特に「ねこのばば」のp.164の「そうだよねえ」の部分が好き。今回特に印象的だったのは「ねこのばば」と「産土(うぶすな)」だったかなあ。後ろの解説にも書いてある通り、どんでん返しのある「産土」は確かに印象に残る。「たまやたまや」では若だんなの強気なところが見れたが、甘やかされて育ったのになんで危機的な状況でそんなに冷静で肝が座っていられるのか、それはやっぱり妖たちの強力なパワーに守られるとそうなるんだろうかとか、不思議に思った。(21/08/17) -
普段は仁吉よりも影の薄い佐助の過去の物語があった。空海さんがからんでいるとは(笑)。
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佐助がいつもより多く出てきたのがよかった。
この巻では、おりんちゃんの「花かんざし」が1番よかった。 -
今巻は佐助の話が出てきたところもよかった!
毎度鳴家がかわいい。
このシリーズ一生読んでいたい。 -
回を重ねる毎に面白くなってきた。
なんと言っても犬神らしさを発揮したり、悲しい過去を告白したりと、佐助の活躍が大きかったかな。
必ずしも勧善懲悪でもハッピーエンドでもなく各短編が終わるところが、このシリーズらしくて良いと思います。
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