うそうそ しゃばけシリーズ 5

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 382
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461250

感想・レビュー・書評

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  • 長編、よかった~。
    若だんなをおいて、仁吉も佐助もどこ行っちゃったんだよー;;な一冊。

    私の好きな屏風のぞきの出番なし。

  • しゃばけシリーズ第5弾で長編。病弱な若だんなが初めての旅へ。稲荷様のお告げで箱根へ湯治へ行くことになったのだ。
    ところが常に共にいる手代2人、佐助と仁吉が行方不明に。なんとか宿に着いたと思いきや、人攫いにあい、その道中で天狗に襲われる始末。箱根の山神が起こすと言われる地震も多発し、単なる湯治のはずが、湯にもつかれず災難続き。初旅の若だんなは江戸に無事帰れるのか?

    若だんなが思った以上に動きまわってました(物理的に)。山なんて登れないものだと思っていたのに、案外頑張っています。もちろん作中、最後は体調を崩していましたが。

    山神の娘、お比女ちゃんの悩みに共感しました。
    力ない自分は周りの人の役に立っているのか。迷惑をかけているだけではないのか。
    同じような悩みを持っていた若だんながお比女にかける言葉がグッときます。

  • 2012.50

  • しゃばけシリーズ初の長編。

    若だんな一太郎が箱根に
    湯治の旅に出る訳だが
    旅の初っ端からトラブルに見舞われ
    湯治どころでなくなるドタバタぶり。

    今までと違い外での出来事なだけに
    世界観が一気に広がり、
    野山を駆け回る様が新鮮である。

    様々な問題が発生するも、
    皆が奮闘する様は読んでいても躍動感があり
    先が気になる展開満載だ

  • 「しゃばけ」シリーズ初、若だんなが遠出。

    ひ弱で働くことも出来ない長崎屋の若だんなと、山の神の娘でありながらも自分に自信が持てないお比女ちゃん。共通の悩みにちょっと我が身がダブりました。

    毎度ながら挿画が可愛い。時代モノの中でも取っつき易いお話ちゃうかな~。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「4年前に書いたものを」
      しゃばけシリーズは、この話まで読んで止まっていたのですが、4年もご無沙汰していたんだ(ビックリ、時間の流れの速いこ...
      「4年前に書いたものを」
      しゃばけシリーズは、この話まで読んで止まっていたのですが、4年もご無沙汰していたんだ(ビックリ、時間の流れの速いこと)。最近「ちんぷんかん」「いっちばん」と買って積んであります。。。
      2012/06/25
    • hetarebooksさん
      後のお楽しみのつもりで積んでおいてうっかり熟成させちゃうことありますよね。いざ読もうと思ったら細部を忘れていたり。一気に読み返しても楽しいか...
      後のお楽しみのつもりで積んでおいてうっかり熟成させちゃうことありますよね。いざ読もうと思ったら細部を忘れていたり。一気に読み返しても楽しいかもしれませんね。
      2012/06/26
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「一気に読み返しても」
      そうなんです。登場人物の細かなところ忘れちゃってると思うので、読み直そうかと思っています。
      「一気に読み返しても」
      そうなんです。登場人物の細かなところ忘れちゃってると思うので、読み直そうかと思っています。
      2012/06/26
  • うう~ん・・・本をあまり読まない人には読みやすくていいかもしれないですね。

  • 若だんな、人生初の旅

    でも、最初から前途洋々と行くはずもなく・・・

    山神様と姫神様が過去に経験したこと

    雲助の頭領格が経験した裏切り

    色んな思いを知って

    さらに優しく、さらに大人へと近づく若だんな

  • テレビドラマ化もしていました。
    病弱な一太郎と妖怪たちがとりなすコメディー!
    妖怪って怖いものだと思われがちですが、ここに出てくる妖怪たちは可愛らしく、魅力溢れるキャラクターたちばかりです。

  • しゃばけシリーズ第5弾。
    文庫。

  • 2024/3/18読了

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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