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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784101461267
感想・レビュー・書評
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しゃばけシリーズ6弾。相変わらずのホッとした感じではあるものの、若旦那が三途の川まで行ったり、襲われたりとちょっと剣呑な感じもする一冊です。
「鬼と小鬼」で、若旦那が行った三途の川にいた子供たちの描写や、「はるがいくよ」の全体的な切なさ辺りはしんみりとさせられた。特に桜に関わる「はるがいくよ」は、人や物との出会いや別れについて考えさせられたし、妖という設定だからこそきれいに伝えられていると思う。若旦那の病弱設定も本人の優しさや気弱さだけでなく、生きるということにつなげられていくのがあり、その辺がよいなと思う。「鬼と小鬼」でも善意と思ったことが実はという辺り、若旦那の設定と相まって考えさせられる。
「はるがいくよ」が一番印象に残ったが、「ちんぷんかん」の何気に怖い設定も良かった。秋英が巻き込まれていきながらも冷静に対応しているのもおもしろい。
兄さんの婚姻など環境が変わるのもシリーズもののおもしろさでもあると思うので、続けて読んでいきたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「しゃばけ」シリーズの中で一番好きなシリーズです。
まだ6つ目なのでこの先もっと好きになるシリーズが出てくるかもしれませんが…
特に
桜の妖の小紅ちゃんが長崎屋の中庭で生まれて風のように散っていなくなってしまうまでの短い時間のお話
「はるがいくよ」は切なくて、はかない感じが大好きです。
柴田ゆうさんのさし絵の鳴家の可愛いこと。
小紅ちゃんを守ろうとする若だんながちょっと男らしく見えた気がしました。
他のお話もどれも面白くて次が楽しみです。
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しゃばけシリーズ6
表紙に番号がついてないので適当にこのシリーズ読んでいましたが、やっぱり順番に読んだほうが良さそうです。 -
★3.5
やっぱり…ホッとしますね〜。若だんな。
江戸通町一帯が火事に見舞われる。長崎屋も被害に。
・鬼と小鬼
若だんなが冥土行き?
が、タイトルにある小鬼こと鳴家も着いてきた。
鳴家を元の世に戻すため若だんなが戦います!
・ちんぷんかん
ここでは目線は広徳寺の僧・秋英。
成長する秋英が見れます。
・男ぶり
若だんなの母・おたえの若き日の恋物語。
父・藤兵衛との馴れ初めも❤︎
・今昔
若だんなの兄・松之助に縁談が。
縁談の決着版です。
・はるがいくよ
離れの庭先に植えられた桜の木。
寂しい若だんなの心と合わさり、不思議な出来事が。
感動の物語り。 -
シリーズ第六弾の本作。短編5編の内容でしたが、主人公の若旦那一太郎が大火事の煙にのまれ三途の川までたどり着くという奇想天外な話から母のラブストーリー、兄の縁談、桜に関連した話など、どれも面白かったのですが、個人的には三途の川の話が一番面白かったです!
次いで第七弾にいきます! -
はるがいくよが儚すぎて素敵だった。価値観が変わった。確かに、自分の寿命以上に生きたいとは思わない。蝉が可哀想だと思っていた自分が、可哀想なやつだ(`_´)ゞ
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しゃばけシリーズにして、「はるがゆくよ」で初めて泣いた。切ない。
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このシリーズがこんなに続いてて人気なのがよくわかる。
読み終わるやまた若だんなや妖に会いたくなる。
今回は最後にほろりとさせられました。
普段アニメは一切見ないけど、ちょっと見てみたくなってます。 -
オーディブルにて。
暇つぶしにちょうどいい内容と、夢中になりすぎない面白さ。
賽の河原から一緒に逃げた子とはどこかでまた再会しそう。 -
五つの短編からなる若だんなの話。妖たちに助けられながら活躍が読んでいて楽しい。
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早く若だんなが健康になれば良いなぁ、図書館思いながら思い入れ深く読んでいる。
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最後の小紅のお話はとてもぐっときました。
6作目ともなると読者の私もキャラクターへの愛情は深くなっていて、このお話を読んだ後は若だんなと一緒に涙ぐんでしまいました。
人間と妖の時間の長さを桜の花と合わせて表現しているのがとても素敵でより儚さを感じました。 -
シリーズ6作目はまた短編集。5作品が収録されている。話のベースとしては、火事が発生し復興していく町や人の様子が描かれていること。また兄・松之助の婚姻話が進められていること。収録されている話は、ついに若旦那が三途の川に行く話、寛朝の弟子・秋英の話、若旦那の両親の馴れ初め話、陰陽師と対峙する話、桜の花弁の妖と出会う話。新しいキャラクターが増えて江戸の町はますます賑々しい。
人間と妖の時間の感覚は違えど、生きる今は等しく尊い。死は未来への礎となる。出会いと別れにほっこり。 -
今回は出会いと別れがテーマになった小編が中心の巻でした。
寝込んでばかりの若旦那も、いろんな経験をしてだんだんと成長している感じがします。 -
はるがいくよ
切ないお話でした。誰でもいつか、大切な人を見送るんですね。自分も見送られる時が来るのが世の常。見送るばかりでは辛いです。
人ではないとは言え、きっと。 -
安定の面白さ。今回も、妖が関わる、若旦那が巻き込まれる様々なトラブルとその解決のストーリー。これまでのシリーズに流れる、「滑稽なんだけどホロリとする」仕掛けが満載で裏切らない。テッパンの小説。
著者プロフィール
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