ちんぷんかん しゃばけシリーズ 6 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3591
レビュー : 329
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461267

感想・レビュー・書評

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  • 最後のはるがいくよ以外はあまり印象に残らない作品に思えました。でもはるがいくよは私の中ではしゃばけの最終話みたいな印象があります。それくらい心にきました。

    よく取り上げられている生きると死ぬの話ですがここでは花に例えられていて今までの私だったら来年の桜の花びらも今年の花びらも同じように感じていたものが違うんよなと教えられた気持ちになりました。
    しみじみと小紅はもうどこにもいないんだなぁと、これがいなくなるってことかと感じた話でした。
    いままで主人公はなにをしても最後には好き勝手出来るみたいな話ばかり読んでいた身としてはもし神様の庭に行くなら戻ってはこられないというのも好みでした。

  • あれ?
    退屈だぞ?
    ここしばらく、しゃばけシリーズを続けて読んでいたため、慣れたのかな。

    《以下、ネタバレ》

    ◆鬼と小鬼
    火事が原因で三途の川の手前まで来た若旦那。
    小鬼や、同じ境遇の冬吉と協力して、三途の川の鬼から逃げる。

    ◆ちんぷんかん
    上野の広徳寺の秋英は、寺に頼み事をしに来た狸に本の中に閉じ込められて算段対決をするはめになる。

    ◆男ぶり
    若旦那の母・おたえが若い頃の恋物語。
    好きになった男を助けるため、やっかいな事件に挑む。

    ◆今昔
    松之助の縁談。
    体の弱い姉と、それを心配する妹。
    下等陰陽師の式神。

    ◆はるがいくよ
    短命の妖・小紅のために手を尽くす若旦那。
    小紅は運命に疑問も感じず、やがて消えてしまう。
    若旦那と小紅の関係は、手代と若旦那の関係に似ていることに気が付き、しんみり。

  • しゃばけシリーズ、ひさびさに読んだ第六弾!
    よく考えたら、五作目読んでない…。

    ついに若だんな、三途の川まで来ちゃったよ!

    別れの多い、今回のお話。
    いつもより少ししんみり。

  • じつはBL作品なんじゃないかと疑い始めてる。

  • シリーズ6作目。短編集。
    長編も好きですが、若だんなや妖たちの色々な面が見れるので、
    個人的には短編集のほうが好きです。

    しゃばけシリーズは各々の話の中に、若だんなや彼をとりまく人物や環境、今までのエピソードなどがしつこくない程度に書かれているので、どの話から読んでも、すんなり「しゃばけ」の世界へ入っていけます。

    個々の話を見ていると、若だんなの日常は色んな珍事に巻き込まれて慌しいように感じますが、全体を通すと、非常に穏やかにゆっくりと時間は流れています。
    ですから、やはり1作目から順番に読んだほうが何倍も楽しめるかと思います。

    今回は切なさが際立つ作品が多いと感じました。
    出会いと別れ、生と死、残していくものと残されるもの、そのどちら側にも立った場合を考えた若だんなの心の成長も見逃せません。
    今後の展開が楽しいであり、飽きがこない内容です。
    とても良いお話が詰まった短編集でした。

  • 1話目から火事に巻き込まれ死にかける若旦那(笑)
    この巻で若旦那は精神的に一回り成長したように感じました。
    「はるがいくよ」は切ない物語。皆が胸の内に抱えている不安や寂しさが伝わってきて、最後の2ページは涙がぼろぼろ。

  • 最後の「はるがいくよ」がすき。
    それ以外はあんまり入り込める感じじゃなかったかなー。

  • 今回は事件というよりも、一太郎とその周りのみんなの変化がメインな感じでした。

    はるがいくよ

    では、ふと植木職人が言った「桜は散るから綺麗なんだ」の言葉に心打たれました。

    小紅ちゃーん!

  • 数年ぶりに読んだしゃばけシリーズ。
    私がひねくれてしまったのか、マイペースな若だんなが鼻につく場面もちらほら…(^_^;)
    でも、基本的には妖達とのほのぼのとした日常の一コマ一コマに癒された。

  • なんのこっちゃ?やっぱり「ちんぷんかんぷん」。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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