ちんぷんかん しゃばけシリーズ 6 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4480
感想 : 350
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461267

感想・レビュー・書評

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  • 若旦那ーどーなっちゃうの!!と思いながら読みました。お坊さんの話は、見てないようで見てる和尚さんがステキだと思いました。

  • 「はるがいくよ」がすごく切ない気持ちになるけど、すき。

  • いつものテンポで楽しい

  • しゃばけシリーズ第6弾。広がりに広がるしゃばけワールド。合いも変わらず若だんなは病弱に磨きをかけ、今回は三途の川まで行ってしまうとは。。。
    今作では「はるがいくよ」が好き。行ってしまう者と残される者。どちらにも生きることの無常さ、悲しさを残していく。若だんなの行動は、一見子供じみたものにも見えるが、そうして生きること・死ぬことを経験していくのだと、自分の今までを振り返ることにも繋がったので、読み終わった後なんともいえない気持ちになった。。。次回はどんな物語が出てくるのだろうか?

  • 表題作の「ちんぷんかん」がよくまとまっていて面白かった。サブキャラの話が面白いなんて畠中さんのキャラクター作成能力(?)はすごいなと思う。
    「はるがいくよ」は会ったばかりの妖に情けかけまくりの若だんなにちょっと違和感を感じたけれど、最後のまとまり方が素晴らしかった。

  • ☆3.7
    虚弱体質の若だんな、ついに死す!?火事の煙にやられ、気を失った若旦那が目覚めたのは三途の川のほとりだった・・・。
    まーあんなに過保護にされてちゃなかなか死ねないわなー。手代の二人や妖たちに囲まれていつもの若旦那。兄の松之介に結婚話が持ちあがったり、陰陽師の式神に狙われたり、父と母のなれそめを聞いたり、怪しくも楽しげな毎日。

  • 「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!? 三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて――。兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。

  • やっぱり短編の方が好きだ。
    最後の「はるがいくよ」が抜きん出て良かった。桜の季節に読んだら、切なさ・哀しさ倍増だっただろうと思う。
    鳴家の可愛さがどんどん増していく^^ 小さいながらも一所懸命な姿が微笑ましい。

  • 読了。

  • シリーズ6作目なのに、読む勢いが止まりません。むしろ加速しました。シリーズの中で、今までいちばんお気に入りです。
    「男ぶり」「はるがいくよ」が特にお気に入りですが、本作はどれも本当によかったです。ハズレなし!!
    2013.08.21

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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