ちんぷんかん しゃばけシリーズ 6 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3583
レビュー : 329
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461267

感想・レビュー・書評

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  • はるがいくよが儚すぎて素敵だった。価値観が変わった。確かに、自分の寿命以上に生きたいとは思わない。蝉が可哀想だと思っていた自分が、可哀想なやつだ(`_´)ゞ

  • 毎度の事ながら期待を裏切らない!

    どの作品にも魅力があり
    色んな角度で独特の世界を楽しめた

    最後におさめられた作品
    「はるがいくよ」は
    命の儚さにぐっとくるものがあり
    ほっこりしんみりした気持ちで
    しっとり読み終わる事ができた

  • どの話もよかったです。バリエーション豊かで、もう結構シリーズも重なっているのに飽きがこない。
    おたえさんの恋の話と「はるがいくよ」がお気に入り。
    「はるがいくよ」のしんみり感がいい。
    若だんなも結局は人間でいつか兄やたちを置いていくんだな~・・・。

  • 散りばめられている言葉が宝石のようで、
    現代を生きる指標にもなる。
    若だんなは少し、最後の最後にまた、一つ大人になった。

  • はるがいくよ
    とても良いおはなしでした。
    はかない中の美しさ。
    無常の奥深さを感じました。

  • 安定のハズレなしシリーズ
    今回は何と言っても
    「はるがいくよ」
    なんてステキな話だろうか。
    花びらの妖と知ってから
    目で字を追いなから
    儚さと淡い桃色をずっと纏う感覚
    生きて死ぬことって自然なことなんだと
    あらためて思った。
    生命の軽やかさを感じた。

  •  しゃばけシリーズ第6弾です。今回は短編です。
     1作目からかなり驚きました。なんと若だんなが死んでしまいました。妖の袖の中にいたがために一緒に三途の川まで来てしまうという・・・。川辺には、小石を積む子供達、そしてその石を崩す鬼。鬼は決して子供達に手を上げることはなく、ただ、石を崩すだけ。
     秋英が初めて妖怪を相手にした「ちんぷんかん」。和算のくだりは題名のとおり、ちんぷんかんぷんでしたが、ちょっと悔しいので後で解いてみようと思います。
     「男ぶり」は若だんなの母君と父君の馴れ初め話。本当に素敵なだんなさんと一緒になったんですね。というか、やっぱりお母さんも妖見えていたんですね。
     「今昔」では、ついに松之助に兄さんが結婚!そしてなんとも怪しい陰陽師が・・・。陰陽師ってまだ家系が残っているのかなと軽い気持ちでネット検索したら、これまた怪しい陰陽師のブログが出てきました・・・。
     若だんなの寂しさ、仁吉と佐助の寂しさ、ラストの「はるがいくよ」は少しもやっとした気持ちにさせられました。

  • 可愛らしさにくすくす。
    切ない別離に、涙が溢れて。

    タイトルからはちょっと想像しづらい読後感。
    本を読んで泣いたのは、いつぶりだろう。

  • 長崎屋の火事により賽の河原へとやって来た若だんな。そこにいる死者たる子どもたちのことを思うと切なくなる。その後の冬吉がどうなったかも、気になるところだ。「はるがいくよ」も切ない。桜の精との出会いと短すぎる別れ。それが、若だんなと兄や達との関係の縮図であるというのが深い。

  • 【あらすじ】
    「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて―。兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。

    【感想】

著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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