いっちばん しゃばけシリーズ 7 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.85
  • (191)
  • (399)
  • (278)
  • (14)
  • (5)
本棚登録 : 2887
レビュー : 234
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461274

作品紹介・あらすじ

兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞘当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べ-さて勝負の行方はいかに?シリーズ第七弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • シリーズを最初からこつこつ読みはじめ、この七弾の一冊が、とても好き。
    好きな人の喜ぶ顔がみたい、話がしたい、会いたい、認めてほしいという想いをまっすぐで。ちょっと照れくさい感情がはっきり表現されてるときは、読んでるこっちがおもはゆいというか、かゆくもなるけれども。
    読み終えた後で、登場人物たちひとりひとりを振り返って、じんわり想いに浸れる。
    とってもとっても好き!

  • これまでのベストかなと思った前作『ちんぷんかん』をまた越えてきた感じ。恐るべし。前半の不穏な空気から、来るかな…来た!の感動的エンディングの「いっぷく」や、とぼけた天狗殿や狛犬が可笑しい「天狗の使い魔」、遂に壁を越えた?お雛さんといたずらっぽいおたえさんが可愛らしい「ひなのちよがみ」。どれもよいけど、一番は「餡子は甘いか」だな。栄吉の苦悩・葛藤と真摯で愚直な姿勢に思わず涙が…若だんなの周りは人も妖もサイコーで一本筋が通っている。若だんなだからこそ、なんだろうね。

  • 最初の頃よりも妖たちの役回りがはっきりしてきていて、コミカルで平和であと100冊くらい読みたくなります。現在発売している最新刊まで折り返してしまったので大事に読んでいきたい。

  • 畠中さんのしゃばけシリーズ第7段。今回もおもしろかったー!

    今までのシリーズに出てきた脇役のお雛さんや、修行に出た栄吉の話など、読んでいるうちにまるで江戸にいるかのような錯覚に陥る。

    また、今回は天狗がでてきたり、少しずつ若だんなの成長も見られてきた。

  • やっぱり若だんなは病弱。

    安定の面白さ。

  • 一太郎の心の成長が感じられたしゃばけシリーズ第7弾。
    兄の松之助や親友の栄吉が近くにいた生活から一変、所帯を持ったり修業へ出たりで若だんなの元から離れ寂しそう。
    そんな若だんなを慰めようと、妖たちが競って贈り物探しに出かけるくだりが面白い。
    回数を重ねてもまだまだ楽しいと感じられるしゃばけシリーズ。仲間や世界観も広がり、安定した面白さを感じます。

  • 読んだことがあった。
    2回目だったけど、やっぱりほんわか楽しめた。

  • シリーズ安定の軽妙短編集。

    若旦那の病弱さにゆるぎなし。

  • 周りの変化にちょっとさみしい若旦那一太郎。そんな若旦那に新たな出会いと騒動がおこる話。
    相変わらずの病弱ながら、謎を解いたり冒険したり。江戸の町並みの様子も鮮やかに描かれ読んでいるのが楽しいそんな話

  • 初めてしゃばけを読んだ頃から比べればレギュラー陣も変わったなーと感慨深い。
    とは言え新しいメンツが増えたので基本構成は変わっていないのか。
    相変わらずこのシリーズの妖の人間臭さには戸惑うことも多いけど。

全234件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

いっちばん しゃばけシリーズ 7 (新潮文庫)のその他の作品

畠中恵の作品

いっちばん しゃばけシリーズ 7 (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする