ころころろ しゃばけシリーズ 8 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 202
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461281

感想・レビュー・書評

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  • 若だんなの目から光が消えてしまった!それを取り戻すまでのお話、シリーズ八作目。
    生目神様、人間の一生なんて神様がちょっと欠伸でもしてる内にすっかり終わってしまいます。
    人間はそんな短い命の中で思い切り笑ったり泣いたりしています。

  • 期待を裏切らないかわいさ。
    短編だけど、1つ1つが繋がっているお話で、面白かった。

    若旦那の目が突然みえなくなって、佐吉や任吉が一生懸命、治すために動き、周りの妖怪達も一生懸命動き、その見つけている間にいろいろなお話が繰り広げられる。

    ●日数の持たない干物を偉い人に届けるようにする話
    ●カッパを食らうと長生きできると信じている小ざざの話
    ●カッパなどを捕まえて見せ物にしている小屋から妖怪を助ける話
    ●妖怪の女性が人間の男性を好きになり、報われないのを夢の中で助ける話
    ●目の神様が人間の女性に恋をし結婚をしたが、留守の間に居なくなってしまい探す話

    などなど。

  • 何作目からか、しゃばけシリーズにどっぷりハマっています。

    本当にこんな世界がどこかにあるんのかなと思ってしまいます。

    一太郎は、目が見えなくても幸せに生きれるような気がしましたね。

  • 短編集だけど、つながっているというところが新しくて、楽しかったです(^o^)
    今回は神様の存在について、ちょこっと知ることが出来た気がします。

  • 2012年12月30日読了。

  • けじありの佐助が素敵☆
    短編集だけど、大きなストーリーが流れてて、読みごたえがあったなー(^^)

  • 特にこれといったインパクトがある訳でもない。
    だけど、このシリーズを読むといつも心がホッと温かくなる。
    ちょっと気持ちが疲れた時や、心にモヤモヤがある時。
    そんな時にお薬のような役目を果たしてくれる、なくてはならない本です。

    今回は短編集ながら、ある一つのテーマでお話が繋がっています。
    病弱な若だんながいよいよ失明の危機!?
    毎度の事ながら両親や兄やたちの過保護っぷりにニヤニヤ(笑)
    当の若だんなは「あらまぁ」といういつもの調子で、これまた笑えます。

    お菓子を奪い合う鳴家達が可愛くて、癒されました。。。

  • しゃばけシリーズ第8弾。

    病弱さは筋金入りの若だんな、
    ある朝目覚めると目が見えなくなってしまっていました。
    若だんなの失明の原因を調べ、その目に光を取り戻すべく、
    佐助や仁吉、それぞれの妖たちが奮闘する短編集です。
    短編集となっていますが、共通のテーマで繋がっているので、
    「第一幕、ところ変わって…、第二幕、」といった具合で
    1つの舞台を見ている感じがします。

    過去に、人間と妖とは時の流れ方が違うというお話がありましたが、
    人と神もまたそうであると改めて感じさせられる話が印象的でした。
    人や妖や神とは何か、それらが楽しい話の中に織り込まれており、
    しゃばけの原点を垣間見た気がして面白かったです。

  • 今回は一連の生き目神様の話がまとまったシリーズ短編集みたいな感じでしたけど、ちっちゃい頃の若旦那からはじまって、神様のお悩みも若旦那らしいほんわかした空気感のなかで、解いてゆく。
    自分の失明がかかってるって思えないw
    鳴家たちが毎回毎回可愛さを増している感じがするなぁ。
    きゅあきゅあいっちゃって。鬼なのに。確か顔が怖いって話だった気がするのにw
    目が見えない若旦那の前で繰り広げられる鳴家や屏風のぞきのやり取りが逆に生き生きと目に見えるようでそれがまたおかしくて。
    若旦那の目が見えるようになるのか、なんだか本当に見えたいのかわからないような若旦那の調子がちょっとちょっと大丈夫?って不安になってはらはらして。。。楽しめました♪

  • しゃばけシリーズの第8弾。第8弾ともなると、ネタ切れしそうな気もして、最近は若だんなが子どもの頃が舞台になっていたり、仁吉や佐助の昔ばなしになったりと、やや苦しげだなと思っていた。今作もややそういう感じがする。でもさすがに、表題作の「ころころろ」などは面白かった。母を思うあまり人形に憑依し妖になった小ざさ、見えないはずのものが見えてしまうばかりに親にさえ追われた万太とか、気の毒な境遇の子どもには涙、涙。子どもが子どもであるばかりに不幸に見舞われているのは本当に嫌だ。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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