- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101461281
感想・レビュー・書評
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今回はなんとなく毛色が違ってて、連作短編になってました。
その中で仁吉が主役の話があったり、佐助が主役の話があったりして、今までとは違った感じで良かったです。
切ないけど、後味はいい。
仁吉がますます好きになりました!
あと、佐助のお話は切なくてもう…泣くかと思った。
最後の物語のつづきはなかなか考えさせられる話でした。
ホントにこのシリーズは良いなぁ~と改めて感じる一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いままでほどの温かさ(家族愛、友情みたいなもの)が感じられず。
このシリーズは、その温かさ、ほんわかさが決めてなので残念。
とはいえ、つまらなくはない。
ただ、そのあと読み始めた宮本輝と比すと、明らかに違う。当たり前だけど。読ませる宮本輝。文章がうまい。 -
今作もほっこり。
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しゃばけシリーズは好きだが、一太郎の推理に無理が生じてくるのが嫌味なところ。
でもこれは一太郎がほとんど活躍しないので、単純にファンタジーとしておもしろかった。
ただ、佐助の夢話はかつてのシリーズ中のひとつの物語の雰囲気と似通っていた。
再読 2015・4.22再読記録参照
ポイント上昇 -
若旦那の初恋が絡む物語が今回のお話の発端。それから数年後に起きる若旦那の目が見えなくなるという事件。若旦那が一番の兄や達の活躍もあって、事件を解決していく。
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今回はホロリとする場面があまりなかったなー
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生目神様の最後の問いの答えが切なかった(>_<)
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妖怪、神様寄りの登場人物が多かった巻。
「けじあり」では、
妖怪の癖にヘタレ、と思いきや、
最終的には佐助の株が上がるオチ。
「産土」のときもそうだけど
佐助視点の話は詳しく書こうとすると
ネタばれになる話が多いから困る。 -
物の怪が出ない分不完全燃焼感が残ります。
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人気のしゃばけシリーズ第8弾。今回も花のお江戸を舞台に、妖(あやかし)の血をひく廻船問屋兼薬種問屋長崎屋の若旦那・一太郎ぼっちゃんが安楽椅子探偵ならぬ病の床探偵?の大活躍。摩訶不思議なファンタジー。
時々、畠中さんの作品を読みたくなる。怖くて、温かくて、そして時々ほろりとさせて。登場人物(妖?神様?)の個性も立っていて、とても楽しい。本格ミステリ嗜好の方には物足りないかもしれないけれど、この温かさ・安心感が大好きである。
うちのコ達にもいつか読んでもらいたいなぁと思って大事にそろえています。文庫版の方だけどね(汗)。 -
おもしろかったー。
ほっこり穏やかな気持ちになれて、ほんとによかった。
仁吉が妖たちに囲まれて困った気持ちになったシーン、すごくわかった。
頼りになる人に頼りすぎるのっていけないことだ、ってわからないといけないよね。
自主性って大事。
若だんなの初恋も、ほんわかして、見守ってた兄やたちの気持ちがわかったなー。
最後、泣いちゃった若だんなを優しく笑って見守ってるって、若だんなは本当に優しい存在に囲まれててよかったね、て思う。
イライラさせられてもおかしくない主人公だけど、ほっこり見守っていられるっていうのはそれだけのものがやっぱりあって、畠中恵さんの腕なんだろうな。
優しい文章がほんとに癒されるわー -
玉子焼きが食べたくなりました。
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久しぶりの一太郎 目が見えなくなってかわいそうでした。
仁吉と佐助も必死になって なんとか若旦那の光を取り戻そうと たいへんでした。
もっと、河童の話になるかとおもったのですが、 生目神さんのはなしになってしまいました。
なんとなく とちゅうから話が読めちゃった感がありました。
でも、家鳴りと一太郎はかわいいです。 -
後回しになってたけど、リンカーン・ライム待ちの間に読了。相変わらずの可愛らしさ。でも今回は随所で甘さが気にもなり。ファンタジーとして読んだらいいんだろうけどなあ。
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仁吉や佐助が主役の話があってよかった。2人ともかっこいいです
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「神は人に、時に置き去りにされる」
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今後も兄や二人それぞれがメインの話がたまにあるといいなぁ
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若旦那も色々と大変でやすね。
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楽しかったー!
仁吉と佐助。2人の兄やが本当に若だんなを大切にしている描写に、にやにやしていました。すごく過保護なのに、ときどき、若だんなの成長を黙って見守るときもあるのだなあ、と。
若だんなを心配する他の妖たちも可愛かったです。