ころころろ しゃばけシリーズ 8 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 202
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461281

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりのしゃばげシリーズ。
    ある日、突然若だんなの目が見えなくなるところからスタート。
    この若だんなの目を直すのが縦軸で、物語は進んでいきます。
    途中、佐助が夢の世界に行って、なかなか戻ってこなかったり、神様とのやりとりなど、相変わらずにぎやかです。
    さくりと面白く読める一冊。

  • しゃばけシリーズの八作目の本作は、短編5編でしたが、実は全ての話が繋がった長編作品でした。
    若旦那が目が見えなくなったことが物語の中心で、なぜ目が見えなくなったのか?どうすれば目が見えるようになるのか?というところで手代の仁吉と佐助の奮闘など、なかなか面白い展開でした!
    続けて九作目にいきます!

  • 2019/3/13~3/14

    ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまったからさあ大変。お武家から困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。目を治すための手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。一方で佐助はというと、こんなときに可愛い女房をもらっただって!?幼き日の一太郎が経験する淡い初恋物語も収録の、大人気「しゃばけ」シリーズ第八弾。

  • 若だんなの目が見えなくなった!!!
    若だんなが光を取り戻すまでのお話なのだけれど、と同時に、時の流れのお話でもある。

    母とはぐれて長い年月母を探す心が人形にのり移った女の子の人形。

    男に捨てられて、捨てられるくらいならと男を喰らって鬼になった女の心が箱枕に宿り、夢の中で絶対に自分を捨てない男との暮らしを生きる女。

    好いた女が、自分がちょっと(と思い込んでいる)留守にした間に行方知れずになり、女が自分を捨てて身を隠したのではないかと女や人間に不信感を持つ生目神。

    神や妖は長い長い年月を生きる。それに比べて人間の一生は短い。

  • 突然若だんなの目が見えなくなり、長崎屋の妖達がその原因を探って目の光を取り戻そうと奮闘。
    若だんなのも少し若い頃の淡い初恋とそれを発端とする目の病。
    目が見えないため今回はいつも以上に動く事が出来ない若だんなだが、慌てず落ち着き払ってる姿はプロの病人。
    佐吉と女房の話は自分の中の佐吉のイメージを覆す優しげな夫としての不思議な話でした。

  • 何故か目を取られて失明してしまう若旦那
    人生って悪いことも誰にでも降ってくる。
    目の神様とのやりとり
    若旦那の目を取り戻そうとする2人の物語
    最後のやりとりと
    全て楽しめた
    このシリーズは、後半の文庫本になればなるほど人物の動きが出て来て面白い

  • 12歳の若だんなの物語から始まる本書は、若だんなの失明と生目神様の玉を巡り、大きなうねりの中を進行する。終盤で生目神が出した桃太郎の問いに対する鳴家たちの反駁には笑った。鬼の立場ではそうだよね(^-^)

  • 1話目は、過去の、若だんなの淡い初恋の話かあ、なんてのんきに読んでいたら、なんと、2話目では、その絡みで、なんの非もない若だんなに大変なことが起こる。

    今回の災難は、大きくて理不尽。なのでいつもよりシリアス。それでも何とかしようと奔走する兄やたちが大活躍。というか、二人の行く手にも困難が待ち受けていた。

    私は二人の兄や達が大好きなので、珍しく単独行動で、語り手が兄や達であるのも、よかったです。二人を心配して、寂しがる若だんなもかわいい。

    仁吉はいつも冷静で冷たそうなのに、弱い者達に次々頼られてしまって、放っておけないところとか、佐助は危険とわかっていても、若だんなのために、躊躇なく怪しい夢の世界に入り込む大胆なところとか、ますます好きになっちゃう。そして二人とも、ちゃんと目的は果たす、できる男!

    ああ面白かった。

  • しゃばけシリーズ第8弾。あの若だんなの目が見えなくなった。仁吉・佐助が若だんなの目を治そうと奔走する話。鬼になってしまった女性や若だんなの初恋も描かれている。

  • しゃばけシリーズ8作目。一太郎の目がある日突然見えなくなり、光を取り戻そうと長崎屋の妖たちが奔走する。仁吉や佐助が一太郎のことを大切に思っていることが伝わってくる。妖である彼らと、人である一太郎は、異なる時の流れの中にいて、いつか別れがくるのだと思うと切なくなる。1話目には一太郎の初恋話があって可愛かった。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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