ころころろ しゃばけシリーズ 8 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 202
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461281

感想・レビュー・書評

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  • 若だんなの目が見えなくなったのを軸に短編がいくつか。
    「けじあり」が面白かった。最後救いがあるのが良い。
    しかし今回若だんなは本当にとばっちりだ。お宝盗んだ方は堀に落ちただけで済んだと言うのに。

  • 短編集と思いきや連作。キャラの仕事がだんだん固定、定着されてきて、コミカルで楽しい。

  • しゃばけシリーズ第8弾

    短編だが、すべてつながっていて、若旦那の目が見えなくなり、光を取り戻すお話集。

    <はじめての>
    <ほねぬすびと>
    <ころころろ>
    <けじあり>
    <物語のつづき>

    生目神様がなんとも人間臭く、かわいらしい。
    仁吉と佐助はもちろん、妖たちも若旦那の事を心配している所が目に見えるようで本当に好き。
    <けじあり>では、佐助のお話のようだけど、どうしたの?と物語内の佐助と同様、「?」な感じで進んでいくところが、うまいなぁ。
    <物語のつづき>はとてもせつない。

  • しゃばけシリーズ

    若だんなの目が見えなくなった!
    長崎屋の妖たちは大騒ぎ!

    一丸となって若だんなの目の光を取り戻すべく奮闘する。

    今回もおもしろかったー。

  • しゃばけシリーズ8作目。
    若だんなや兄やたちの短編集かと思ったら繋がった話だった。
    若だんなが巻き込まれた災難。助けようとする兄やたち。だけど、いつもと違って回りに振り回されてしまい、そんな姿が人間ぽくて結構よかった。
    神様と人間との恋…。ちょっとせつなかった。

  • 仁吉頼られすぎワロタ

  • おなじみの若だんなと妖たちのシリーズの第八弾。今回は若だんなの目が見えなくなるという意表をつくストーリーではあるが、安心して楽しめる。

  • 若だんなの目が見えなくなり大騒ぎ!
    最後の対談もよかった。

  • しゃばけシリーズ、第8弾。
    長編というわけではないけれど、全体が神様話で繋がった巻になっている。
    いつも通りの弱々若旦那と甘々兄や達、可愛い妖達。
    周囲をほどほどに巻き込みつつ、新しいキャラも絡みつつ。
    でも収まるところに収まってほのぼの、なのは、若旦那のお人柄によるところが大きいよね。
    ほのかな恋話も良かったなあ。

    最後の萩尾さんとの対談は全然知らなかったので、そこまで行き着いて感激したよ。

  • 萩尾望都との対談が嬉しい。

  • 「しゃばけ」シリーズ第8弾。
    冒頭、いきなり若だんなの目が見えなくなってしまってビックリした。
    あれ?一冊飛ばしたか??と思って読み進めていくとちょっと納得。あ~そういうことか!!
    若旦那の事以外、ほかの事には目もくれない。というスタンスの仁吉と佐助に清々しさすら感じます。
    好きだな~~この二人^^

  • 日本の神様とは?
    しゃばけシリーズで度々お出ましになる神様たちは、時に優しく時に身勝手で、楽しくもあり恐ろしくもある存在です。
    今回はある神様と若旦那が深く関わることで、神について改めて考えさせられる場面がありました。作者が今までより、ちょっと思いきって踏み込んだかな…という印象でした。
    題名になっている「ころころろ」は、せつない音だったなぁ。

  • ころ ころろ・・
    音を立てて転がる玉を追いかけるひとつの話を軸に展開する短編5編。
    目が見えなくなった若だんなと若だんなのために命を張って光を取り戻そうとする妖たちの物語。
    病弱な上にさらに目まで見えなくなって、何もできないかと思いきや活躍する若だんな。兄やの佐助と仁吉にもスポットがあたり意外な一面も見れる。

  • 短編集のようで一つの物語につながっている。面白いアプローチだと思いました。
    もう少しエンディングに明確さが欲しいと思っちゃった。
    なくてもいいですけど、すっきりしたかったなぁ。

  • 第8弾は連作短編集。

    「はじめての」は平たく言っちゃうと初恋の話なんですが、文の中ではそうとは言わないところがにやにやします。仁吉と佐助もにやにやしてます。

    ドタバタで賑やかな話もありますが、ミステリー色の濃いお話、ホラーもあり読み応えがありました。
    これだけ妖達が出てきておいて、最終的には人が一番怖いという。

    結構街中を堂々と妖達が歩いてますけど、見えてないのか、騒動にならない辺りが漫画っぽいです。見えてなくても仁吉など見えてる体の人達の独り言が多すぎて気味悪いだろうに…

    「はじめての」
    若だんなが12才の頃の話。

    「ほねぬすびと」
    武家から献上品の干物を運んで欲しいと持ちかけられる。
    持ちかけられた長崎屋では若だんなの目が見えなくなっていて、大騒ぎしていた。

    「ころころろ」
    若だんなの目が見えるように河童を探して奔走する仁吉の話。

    「けじあり」
    佐助が所帯を持って小間物屋を始めた話。

    「物語のつづき」
    生目神に目を元通りにしてくれと頼む話。

  • いつもの短編集でありながら、若だんなの目の光を取り戻すのが目標という一本筋を通した。いつもとちょっとちがう「しゃばけ」シリーズ。

  • 黄泉に導く銭が印象深い。

  • しゃばけシリーズ第八弾。
    今回は若だんな自身が巻き込まれることに。
    人間と神様と妖かしの時間の感覚のずれが悲しい結末になるんだなあ。
    しかし、何度も布団でのり巻きにされて小脇に抱えられても大人しくしてる若だんなには笑える(笑)

  • 読んでから、ずっと前に読んだことあるって気づきました><

    でも、読み直してもおもしろかったです。
    特に、心に残ったのが鬼となった女性の話です。
    男に裏切られて、鬼となったのですが、同情して感情移入してしまいました。

    ありがちだけど、裏切る男最低!っと。
    最後は、佐助に助けられて幸せだったのかな?なって欲しいなぁ。

  • お江戸妖怪ファンタジー「しゃばけ」シリーズ第八弾。

    目の悪い母のために目の病を治してくれる品陀和気命(生目神)への貢物として七宝を集めて欲しい女の子が現れる「はじめての」。
    一太郎の目が突然見えなくなってしまったところへ長崎屋にはお武家から干物を運んで欲しいとの難しい仕事が持ち込まれる「ほねぬすびと」。
    一太郎の目を治そうと生目神の玉を探す仁吉が人形の付喪神や河童の騒動に巻き込まれる「ころころろ」。
    いつの間にやら可愛い女房と暮らしている佐助がその生活に違和感を感じる「けじあり」。
    いよいよ一太郎の目の光を奪った生目神を追い詰めた所で神様と問答勝負をすることになる「物語のつづき」。
    巻末には漫画家、萩尾望都さんとの対談。

    今回も人間と神や妖怪の間で流れる時間の違い、その悲哀が描かれていました。

    一太郎の初恋に、仁吉の慌てっぷり、佐助の旦那姿となかなか見どころ満載な一冊でした。

  • 【しゃばけシリーズ8作目】ようやく8作目が手に入った。今回は若旦那が目の光を失ってしまうかも?というお話。目が見えない間は不安だったし大変だったろうな。神様との昔話のやりとりが何ともユニークで面白かった。とにかく無事に目の光が戻ってよかった。

  • 目が見えなくなってしまう!?ところから始まる物語。
    物語の続きを読んで、少し切なくなってしまった。
    全体的には面白い部分が多くてよかったと思う。

  • はじめての
    品陀和気命ホムダワケノミコト
    生目八幡宮イキメ

    ほねぬすびと
    目が見えなくなる
    干物を献上する武家

    ころころろ
    仁吉
    河童、小さざ、万太、ろくろっ首、唐傘

    けじあり
    佐助
    おたきさんの夢のなか

  • 面白かった。
    今回は一太郎の目が見えなくなるお話。
    妖もたくさん登場する。
    一太郎の登場が少なかった気もするけど、その分仁吉と佐助の活躍が面白かった。

  • 若旦那の目が見えなくなってしまった。
    その原因を探すべく、怪たちが奔走する様を1つずつ短編として章立ててある。
    若旦那より、周りの怪たち中心の話。

    仁吉は道中トラブルに巻き込まれ
    佐助は夢の中で所帯を持って

    if的な話が面白かった。

  • 身分制度の理不尽さが垣間見えるお話。
    ただでさえ病弱な若旦那の目が見えなくなって、怪我も追加されるとなれば、心配する側が「動くな!」と言いたくなる気持ちもわかります。言われる方は、たまったものではないでしょうが。心配される側にも、忍耐は必要なんだなあと若旦那を見るたびに思います。

    それにしても、神様が人間くさいですね。ギリシャ神話の神様も相当人間くさいですが、日本の神様もそうなのかな。それとも、多神教の特徴でしょうか。

  • ずっと積読になっていた「ゆんでめて」に手を付けるために再読。若だんなの目が見えなくなったことをテーマにつながっている短編集。
    「物語のつづき」はコミカルなのと同時にせつない。生きる時間の長さの違いって、どうしようもなく悲しいですね。

  • やなりいなりを読んで気がついたんですが、二冊飛ばしていた!
    びっくりしました、一冊ならともかく二冊…
    というわけで。
    割りと面白かったです。小さい頃の若旦那かわいい!

  • 若旦那が失明?!
    何でこんな昔の話から始まるのか、最後まで読むと良く分かります。

    若旦那の切ない初恋が可愛らしいのと、佐助の話の始めは何のことやら分からないところが楽しめました。

  • 長崎屋の大事な大事な跡取り息子の若だんなが、今度はなんと失明してしまう。
    原因は数年前にちょいと縁を持った生目神。さる人間に持ち去られ、行方知れずになった彼の玉。
    若だんなの目に光を取り戻すために奔走する仁吉と佐助だが、手伝いたいのか足を引っ張りたいのか、顔なじみの妖怪、さらにやっかいな新顔の妖怪までもが彼らに絡み、縋り、厄介ごとに巻き込まれたり面倒を見る羽目になったりいつの間にか結婚していたり。
    さて、玉は見つかるのか、若だんなの目はふたたび見えるようになるのか。
    そして、「神とはいかなる者なのか」。
    幼き日の一太郎の淡い初恋物語を描く『はじめての』に始まる連作短編集。「しゃばけ」シリーズ第8弾。

    今作は、神とは何か。そして神と人とを大きく隔てる時間。人、神、妖怪。異なる時間を生きる者同士が共に生きるがゆえの避け得ぬ運命が物語の根底にあるように思える。
    しゃばけシリーズのなかで時折描かれる、永遠に近いものと儚いものが共存する時間。その時間がいままさに流れ去りつつあるという事実。
    いつも読んではほっこりとした気持ちになって楽しんでいるが、この命題が出てくると、どうしても一抹の淋しさが胸にこみあげてくる。若だんなにはぜひ、妖怪たちといつまでも一緒に、長生きしてくれることを願う。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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