おおあたり しゃばけシリーズ 15 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 219
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461366

作品紹介・あらすじ

長崎屋にまたまた事件が。金次がもらった富札が百両以上の大当たりだったのだ! 噂を聞きつけた人々が金の無心に寄ってくる一方で、当たり札が偽物ではないかという疑いも出てきて──。栄吉の新作菓子の成功が招いた騒動に、跡取りとしての仕事を覚えたい一太郎の奮闘、場久が巻き込まれた夏の怪異、そして小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も堪能できる、めでたくて晴れやかな第15弾。

感想・レビュー・書評

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  • 栄吉がある意味、生計を立てられるような菓子をつくることができるようになったのは喜ばしいことだけど、やっぱりあんこはまだダメなんだ…。というか、もしかしてあんこって難しいの?
    こちらを立てれば、あちらが立たず、ではないけれど…許嫁がいなくなってしまったのは…うん、修行頑張って。
    若旦那が仕事らしい仕事ができて嬉しそうなのは、若者らしくてほほえましい。そうやって少しずつでも、できるようになっていけばいいね。

  • いつも通り。
    話の展開はいつも通りの人が死なないミステリ。
    若だんなの体が弱いのも、栄太郎の餡子がまずいのも、全体的にキャラが薄めなのもいつも通り。

  • 今回いろんなおおあたりがありましたが、若だんなの働きたいのに働けない涙、そしてやっぱり若だんなに甘い兄や達・・・しゃばけはこうでなくてはね。

  • しゃばけの新刊の文庫本を読んで、お正月を過ごすのが恒例になってたけど、今年は少し遅くなりました。

    おおあたり。確かに、大きな幸運を拾った時には、気をつけないと差し引きゼロになるような目にも会う、と言われたりしますね。

    しゃばけの世界で、そんな差し引きゼロに巻き込まれるお話の中に、若旦那が犬神と仁吉の二人と出会ってすぐのお話がひとつ。この出会いは、元祖しゃばけで若旦那の回想でちらっと出てたと思うけど、それを違う角度から描いてて、楽しかったです。

  • おおあたり。富籤、商品、食べ物、人生の転機といろいろなものがある。幸せへの道なら素晴らしいけど逆もある。そんな視点で妖と人の世界を眺める話。読んでいろいろ考えさせられることもある。ほっこりとする面はあるが一抹の哀しみを常に伴う。

  • 2019/01/12

  • 「おおあたり」
    栄吉のあられがヒットしたり、許嫁に横恋慕してくる男が登場する話。
    餡子が作れなくても、あられとかお煎餅に特化したお菓子屋さんでもいいような気がしたけど…
    せっかくの栄吉の新商品を同じお店の奉公人が模倣品を作って儲けようとする話で、なかなか気分が悪くなりました。

    「長崎屋の怪談」
    若旦那が暑さで寝込んだので、怪談で涼んで貰おうと場久が追いかけられる夢を見る人の怪談噺をする。
    追いかけてたはずがいつの間にか追いかけられる側になり、命の危険を感じるくらいってめっちゃ怖かった。
    結局は袖の下を受け取って犯人を見逃した同心が、その事がばれそうになって自分の手下を口封じをしようとしていた、っていうまた欲深いというか自分勝手な理由だった。

    「はてはて」
    金次がお菓子の弁償として渡された富くじが当たってしまって、そのお金目当てで人が寄ってくる話。
    こじつけばかりで図々しい人が多くてびっくり。
    果ては富くじ自体が偽造品だったりして、人の欲深さがよく分かる話。

    「あいしょう」
    仁吉と佐助が長崎屋に来て初めて一太郎とあった頃のこと。

    「暁を覚えず」
    お店の仕事をしたい若旦那が猫の妙薬を飲んで、お客さんをもてなす仕事をしようとする話。
    結局おもてなしは上手く出来たのか?
    一太郎は魚を捕まえられたのか?
    そこも気になった。

  • 序/おおあたり/長崎屋の怪談/はてはて/あいしょう/暁を覚えず/ 畠中さん、「日本橋の大だんな」に会いに行く

    何かにあたる それもおおあたり。良いことなら嬉しいけれど、悪いことなら嫌だなぁ。その後で悪くなったり良くなったり……この世はふくざつぅ
    栄吉さんの作るあられも食べたいけど、おいしい餡子を待ってるよ♪

  • 読了。

  • ひ弱な若旦那の聡明さが、大好きです❤️

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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