非情銀行 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 128
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101462219

感想・レビュー・書評

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  • うーん?
    なんかよくわからなかった。

  • 合併によって、人員削減が必要になった銀行内で、このような仕打ちは有るのだろうか?中村常務の思うがままに誰も逆らえないのか?そこで4人が立ち上がり、常務の悪意に立ち向かう。著者のみずほ銀行時代の様々な事件などが盛り込んである作品である

  • 223
    銀行の裏側。面白かった。登場人物のセリフに少し引っかかる所もあるが。

  • 銀行にいたから、面白い。

  • ブックレビューで、話題となった作品で、
    覆面作者という前触れだった。
    実は、みずほ銀行築地支店の支店長が、作者だった。
    初作にかかわらず、一気に読ませる力を持っている。

    銀行の職員たちに自信を持ってもらいたい。
    銀行の原点を問うものになっているが、・・・
    「中村常務」のしたい放題の銀行になっている。

    竹内審査部、部下進藤、広報部早川ユリ、
    同期システムエンジニア佐々木
    の4名で、暗闇をひきづりだす。

    ただ、現在の銀行の抱えている暗闇は、ただすとして、
    本当にこれから行こうとする銀行のあり方が、明らかにならない。
    「合併」することによって、何が生まれるのか?
    結局は徹底した「首切り・合理化」しか残されていないのか?

    貸しはがしの実体、中小企業にかそうといっても、
    貸すところが現実にはない。
    銀行内部の人間模様は、かかれているが・・

    銀行は、必要であるが、
    しかし、銀行の「本来の機能」とは何か?

  • 著者が現みずほ銀行の現役支店長だった頃の作品。銀行の不正や癒着、リストラ目的のいじめなどに対して義憤を感じて立ち上がった人たちの戦い。フィクションではあるものの、実際に過去に起きた銀行関連の事件も考えると個々の出来事が全くのフィクションとも思えず、銀行員にならなくてよかったとさえ思えてしまう。

  • 2011/7/27読了。

    かつて世間を賑わせた過剰接待問題や総会屋事件を、銀行の内側から見ていた著者だから書くことができる、金融機関と闇社会の関係や、脅迫、潰し、握り込みといった描写のリアリティは凄まじい。

  • 同じ銀行員として、もし、自分が同じ世界にいるとするなら、まだまだぬるま湯に浸かってる気がする。
    でも、もし、この状況に近くなるなら、熱くなる前に早く抜け出したい。
    のぼせるとか、のぼせないとか、自分にとっての幸せが何なのか考える必要があると思う。

  • 銀行内でおこる
    合併、リストラ…

    リアリティーがあり怖くなりました。

  • 合併によって起こる銀行内部の政治的な構図が福本伸行の漫画のような、半分フィクション半分ノンフィクションぐらいのお話。

    リストラとはかくも厳しいものか。会社のために自分をささげてきた人間にとっては死ぬほどつらいことである。顧客満足、持続的な経営計画、株主中心の資本主義世界にあって労働者満足というものはかくも得られぬものなのか。

    最後はなんだかんだで落ち着くところに落ち着いたってところで現実的なEDだったように思います。

    最後のほうはライターさんが書いてるような・・・w

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著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

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