失格社員 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101462240

感想・レビュー・書評

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  • インパクトあるタイトルだからか、タイトルと中身が合っているかが妙に気になりました。「主の名を妄りに唱えるなかれ」みたいに合っているとスッキリするのですが、「汝、盗むなかれ」みたいに合ってないとモヤモヤ。あとがきには「なるほど」と。しかし「自分は部長ができます」なんて言う人本当にいるのかと思っていたのですが、その記述見るのこの本で2冊目だからいるんだろうなあ、実際。

  • 「嘘つき社員に傲慢部長、猛烈出向役員にごますり常務。不祥事の現況が、会社には溢れている。」経済短編小説集。「モーゼの十戒」に、ストーリーを準えたところは面白いと思う。しかし、内容が面白いかといわれると…。少し、経済の勉強にはなったかな?「なんじ盗むなかれ」なんて、腹がたっただけだったし、「ハッピーエンド」と呼べるものは、ほとんどなかったかな?

  • 短編によっては面白いものもいくつかありました。
    ただそんな残るようなものではないかなぁ。
    モーゼの十戒うまく使ってると思う。
    殺すことなかれはどうするのかと思ったけど。


    @図書館本

  • ありそうなこととなさそうな内容となっている。気楽に出張移動中で読める。

  • 可もなく不可もなく

  • 2011/8/11読了。

    無理やりはめ込んだ感が否めないものも幾つかあったが、全体としては楽しめた。サラリーマンというものに対してはあまりよくイメージが湧かないので、実感に沿ったものかどうかはそのうち確かめてみたい。

  • 結構面白い。
    何回か読める、すっきりする本

  • 出張の移動時間とかに読むぐらいがおすすめ。
    ここに出てくる人…の一歩手前!みたいな人なら会社にはたくさんいますね。

  • 2010/1/8開始
    2010/1/14読了

  • リアルなようでリアルじゃないような。

著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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