失格社員 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 500
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101462240

感想・レビュー・書評

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  • どこかで読んだうなような?
    あとがきを最初に読んだらまた違った感想かも??

  • もっとダメ社員の悲哀をコミカルに描いた短編集かと予想していた。~するなかれ、と十戒になぞらえて教訓を紛れこませたようなストーリー。三話目「主の名を妄りに唱えるなかれ」が印象に残った。木常みたいな人、政治家や企業のトップにけっこういるような気がする。「頭取が…」(笑)

  • さまざまな物語に分けられている為、一部を紹介する。
     「安息日を聖とせよ」という物語では、銀行を早期退職したワーカホリックの中年男が、ITの上場企業の人事総務担当執行役員となり、銀行時代の経験から今の社員を徹底指導しようとするが、なかなか思い通りにいかず、ついには、妻にも逃げられる羽目に。
     彼女は、「休みというのは、ただ体のためにあるのではなく、夫婦や仕事仲間の方々に感謝するためにあるのだ」という手紙を残し、仕事の在り方を改めて思い知らされる物語。
     「汝、殺すなかれ」という物語では、ここでもノルマを重視する管理職が登場する。ノルマをクリアできない行員は、支店に戻ってくることが許されない等、厳しい指導が課され、さらには、「部下殺し」といった異名がつくまでの管理職だった。
     そんな管理職にも、転機が訪れる。
     社員は、会社の宝なので、厳しすぎる指導は、今後の幹部候補に影響するとの事だったので、その管理職は、悪魔から天使になったように態度が変わる。
     部下たちを着実に、ゲーム感覚で成長させていこうと努力を試みるが・・・。
     その他、ヘッドハンティングの話や暴力団との関係話、談合など企業でよくある話が出てくる。そんな短編小説だ。

  • 11番目の戒律が一番面白かった。

  • 題名に誘われて・・・。なんだか、つまんない短編集。救いがないというか、希望がないというか。社員個人が失格なんじゃなくて、こうした社員にしてしまう会社が失格!

  • 本屋のポップは大絶賛だったけどなぜかそこでは買わず、それを図書館で思い出し、買わずに借りて大正解でした(笑)
    読みやすいけど、どの話も同じようなオチで最後は疲れました。

  • 書店のポップに釣られて購入。
    この人の本は初めて見ましたが、まあ、いわゆる良くあるフツーの、社会派短編小説集。

  • 2008.8
    出だしは悪くなかったのに、ダレる。登場人物の変な名前も気に障る。

著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

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