失格社員 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101462240

感想・レビュー・書評

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  • あとがきはよい。

  • 他の本の後ろの案内を見て、会社生活で苦労したりする一般人の話かと思えば、全部の短編集が銀行員。

    作者が銀行出身。
    2編読み終えたところで、終了。
    銀行員に好意を持っていないので、読みすすめる気起らず。
    同情心も湧かず。

  • サラリーマンの辛さや理不尽さを凝縮したら本書が出来たって感じでしょうか。自営業の方とは違うサラリーマンならではの辛さがよく表れています。全部で10編の短編で構成されていますが、これらを一つにまとめて長編小説に書き直したらものすごく読みごたえのある本ができたかもしれませんね。しかしこんなにジェットコースターで上下するようなサラリーマン人生を読んだらかなり疲労感がたまるかもしれませんね。

  • BOOKOFFでオススメだったので読んだけど、僕にはいまいっちかな?
    要するに筆者は元銀行員でこの小説は銀行のよもやま話なんですね。

    短編だが途中でかなり飽きた。

  • 人間の愚かで醜い部分にスポットをあてた短編集。タイトル通り失格社員な話ばかりなので読んでいて切ない気持になって来る。完全な悪の人間が奈落の底に落ちるだけならまだしも、悪人が善人を蹴落として終わる話もあってなんとも後味が悪い。しんどい時に読むと生きる希望をなくしそう…。『汝の父母を敬え』は良かった!

  • モーゼの十戒になぞらえて、会社内の勢力争いを物語にした小説。小説ならではのウィットにとんだ展開もミステリアスな部分もなく三流週刊誌の1コーナーみたいな話をただ小説にしただけ。読み終わった後にいやな気分しか残らない。作者の会社員を見下ろした始点での書き方が癇に障る。

  • うせーるすまんのあらすじと、銀行の仕事の概要を読んでいる感じでした。



  • 飛行機内の暇つぶしに。
    なんか、そういう読まれ方が
    一番あってるんだろな。

    面白くも、つまらなくも無かった

著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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