- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101463247
作品紹介・あらすじ
デジタル社会は謎と笑いに満ちている。昼下がり、アップルの社員らしき若い男たちを尾行してみたり、サポートセンターに電話して、いつの間にか係の女性相手に「人生」を語ってしまったり…。Mac、iPodから秋葉原、インターネット、メールまで、デジタルとの格闘から生まれた抱腹絶倒の全49編。パソコンがわからなくても面白い、超脱力エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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林檎の人は勿論、窓の人もわかるあるあるネタで楽しめます。エッセイなので、読みたい時に読めるだけが出来るので移動時間等に重宝します。
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昔のパソコン絡みの話も多く、興味深かったです。基本的には、まじめなエッセイではなく、著者のぶっ飛んだ妄想で膨らませたタイプのエッセイです。
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アップルがある生活。
MacBook ProやiPodが出始めて、アップルストアが何だかわからなかったあの頃。懐かしい気持ちで読んだ。 -
軽妙なエッセイというのが好みで、あれこれ読んでいるのですが、そういう文章って案外相性があって、みうらじゅんは好きだけど山田五郎は合わない、ということも往々にして起こります。サブカル外のひとからすると「何がどうちがうねん?」と意味不明かもしれませんが。で、この本の文章は、ぼくにとっては合わない文章でした。アップルに思い入れがないのも、その一因なのかもしれませんが。【2022年3月10日読了】
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息子が、電車の中で読んだら笑いが止まらなくなり途中下車せざるをえなくなったという本。
「板前伝説」「Tech Info library」等、ネタ自体のおもしろさと筆者のテイストがばっちり合った、思わず笑ってしまう傑作もある。
”レンダリング地獄”とか、鮎川誠の言という”外付けはロックじゃない”等、思わず膝を打つ名言もあり。
そんで、今までむりくり旧いPCにいろいろつないで使っていたけど、思わず新しいPC注文しちゃったぜ。
が、分量多すぎるかな・・・一回本になったものに、さらに未収録原稿や別の連載をつけくわえているというが、後半ちょっと倦んでくる。惜しい。 -
タイトルからしてMacユーザで、どれだけApple愛に満ちた内容になるかと思いきや、時にはコンピュータに何の関係もないような話があったりして、「癒し系」という言葉を心から憎んでいるらしく、「脱力系」も著者の意に沿わないかも知れないが、相変わらず脱力系の著者だ。私はMac Fan派だったので、MAC POWERを読むことはなかったが、MAC POWERもなかなかやるではなか。
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相変わらず、理不尽極まりないツッコミが入りまくるライトエッセイ。本書は当然ながら、Apple Macintoshを中心としたもの。
他のエッセイで書いていたが、乾電池で動く初期のノートパソコンを使っていたり、自作PCを組んでいたりと、なんとなくコンピューターに詳しそうな香りのする筆者だが、読めば読むほど、詳しいのか詳しくないのかわからなくなる。
また、ネタなんだか本気なんだかもよくわからないのが宮沢エッセイの面白いところで、「○○でXXXX出来るようになれば、△△の人はどうなのだ?」とツッコんではいるが、「△△」がそもそもありえない想定なので、ツッコミのためのボケを生産しているのが醍醐味。
ただ、「デジタル」「コンピューター」という枠を作ってしまったのが原因で、他のエッセイほど突拍子もないオチに繋がっているものは少ない。全体に若干「スベっている」。例えば「ちゃんとした格好の人でも、紙袋をもたせれば台無しだ」というような話なら、もうちょっと広げたら面白いのに、「ロックだ」で済ませてしまうのはもったいない。
タイトルから内容が少しは予想できて後回しにしていたが、何の事はない、コンピューターの知識がなくてもそれなりに面白いエッセイであった。もちろん、あったほうがより楽しめますけどね。 -
2006年ぐらいの、Macintoshに関するエッセイ。独特のボケパターンがあり、最初は面白いと思って読むのだが、そのうち疲れてきた。まあこんなもんだろう。
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本作も、笑わせてもらいました。独特の言い回しにいつもやられます。
オモシロかった。息抜きにもってこいです。やる気出ます。
著者プロフィール
宮沢章夫の作品





