わが屍は野に捨てよ 一遍遊行 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2005年1月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784101466101

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死生観や救済の意味を深く考察する歴史小説で、鎌倉後期の時代背景を通じて、主人公である僧一遍の生涯を描いています。物語は初めは静かに進行しますが、僧尼の往生を迎えるあたりから一気に引き込まれる展開が待っ...

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  • わが屍は野に捨てて、けだものに施すべし

    武家に生まれ、一旦は僧侶としての学問を収めながら、
    還俗し、武士として戦いに明け暮れ妻帯し子すらもうける。
    また、すべてを捨てて、仏門に帰依し、一切衆生の救済に人世を捧げた僧一遍。

    生とは何か、死とはなにか? 救済とはなにか?と考えていくと、現在の宗教として確立された時宗を学ぶよりも、一遍上人そのものを学ぶことがその心に近づけるのではないかと、無学な私は考えた。
    その一遍上人の姿を描いた歴史小説。

  • 時宗は鎌倉新仏教の中でも、あまりなじみのない、私自身分からないことが多い宗教でした。
    本書で時宗の成り立ち、一遍の人柄などもよく分かります。
    諸国を巡礼する旅の壮絶さ、弟子も含めた一遍の覚悟のほどが克明に描かれています。
    文章も格調があり、良書です。

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