地獄は一定すみかぞかし 小説 暁烏敏 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2000年1月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784101475219

感想・レビュー・書評

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  • 清沢満之(きよさわまんし)から興味を持ったが、無頼派の僧侶なのだろう。僧侶であろうが無かろうが、人間こんなものなのだろう。重い小説なのでおすすめしない。

  • えらいものを読んだなあ。
    のどに鉛を突っ込まれたような気分だ。

    暁烏敏。たしかに怪人である。
    こんな人が歴史に埋もれていたのかと思う。

    そしてそれに引き寄せられていく『無頼派」の「私」の心境はよくわかる。
    それに対して、執拗に攻撃を加えてくる湯浅よね子。
    形而上学的な空中戦になることを、いつも引きずりおろす唖という現実。

    あっちからもこっちからも、何重にも攻撃されるような、おそろしい文章である。
    メジャーとは言いかねる作者。伊藤整文学賞。
    テーマは仏教で、しかも明治後半~昭和前半で有名だった人。
    すまないけど、キャッチじゃない。
    それにここまで破壊力が。いやはや、人生というのは奥が深い。

    文学も、宗教も、人生も、こってりといただきました。

    しかもこの本が、父の書棚から出てきたというのが、個人的にはすごく深い。
    父よ・・・・

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