仏像は語る (新潮文庫 に 14-1)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101485119

感想・レビュー・書評

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  • 楽しく拝読できました。仏像の修理を手掛ける仏師であり僧侶でもある著者の仏像への溢れる愛情が随所に感じられます。また西村公朝さんの本を読んでみたいと思います。

  • 結構サクサク読んでいる おもしろい
    お寺に入るのが楽しくなってきた最近
    心の支えになるものが増えてきて嬉しい

  • 今まで手にとったことのなかった仏像の本。たまたま仏像に関するテレビ番組を見て、興味が湧き始めた直後に古本屋さんで出会った。初めて読む仏像の本が西村公朝さんでよかったと思う。
    仏像に対する愛情が伝わってきて、馴染みが全くなくても惹き込まれる。
    住む世界は全く違えども、縁や人生についての考え方は世界共通。
    何より、仏像に対する真剣なまなざしに心打たれた。わたしもそんな風に好きなものに対して接していきたいな。

  • ・3/1 記念すべき200冊目はなんの因果か仏像の本となった.まあ仕方がないか、ここ最近のマイブームだからな.今は亡き仏師で天台宗僧侶の作者によるエッセイで、仏師の経験からいろいろ面白いエピソードを紹介している.なるほどと感心するほどなかなか面白い.勉強にもなるから遡ってメモしておこう.それにしても200冊読むのに3年かかるとは.ちょっと長すぎかな?もっとペースを上げないとね.途中ブランクがあったとはいえ、まだまだ読みたい本は山ほどあるんだから.
    ・3/8 読了.仏像修復がらみのエピソードなので思ったより面白い.なかなか普段なら考えもしないような仕事をしている人たちもいるんだと感心.修復も以前の形とは違う服の感じにしてしまったりするもんなんだ.勉強になった.

  • 2004年1月25日購入。
    2007年10月13日読了。

  • 仏師である著者が様様な仏像を修復したときのエピソードを交えながら仏像に関わる興味深い話しを語ります。特に仏像の衣について、インド古典舞踏団を訪問しながら着付けを確認した章が印象深い。この章には、仏像の衣装について、着付け写真が載っている。

  • 阿修羅像のお顔に帯がかぶってる!

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著者プロフィール

大阪生まれ。1940年東京美術学校彫刻科卒業。美術院国宝修理所長、東京芸術大学教授、吹田市博物館長、天台宗愛宕念仏寺住職等を歴任。1941年から三十三間堂の十一面千手観音の千体像をはじめとして、全国各地の国宝、重要文化財1300体の仏像修復にたずさわる。1952年37歳で得度、1955年愛宕寺の住職となる。1983年母校の東京芸術大学教授を退官。社会人を対象にした仏像彫刻を造る講座の指導を始めるなど、仏教を通しての宗教活動を積極的に行う。1983年仏教伝道文化賞、1986年天台座主山田恵諦猊下から「天台大仏師法印」号を授与される。著書:『仏の世界観』『やさしい仏像の見方』、『ほとけの顔』、『仏像の再発見』、『祈りの造形』など他多数。

「2019年 『ほとけの姿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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