- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101490137
作品紹介・あらすじ
あの大地震から二年。熊本で、死者が次々生き返る“黄泉がえり” 現象が再び発生した。亡くなった家族や恋人が帰還し、驚きつつ歓迎する人々。だが、彼らは何のために戻ってきたのだろう。元・記者の川田平太は、前回黄泉がえった男とその妻の間に生まれた、女子高生のいずみがその鍵を握ると知るのだが。大切な人を想う気持ちが起こした奇跡は、予想を遥かに超えたクライマックスへ──。
感想・レビュー・書評
-
前作はストンと入ったけど、今作は期待して読み始めただけにちょっとあれ?と思いました。加藤清正公とか恐竜も黄泉がえるって‥しかもラストが‥あまり納得の行く展開にはならかった‥。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
熊本日日新聞夕刊2017年7月〜2018年2月連載のものに加筆修正を加えて2019年3月新潮文庫から刊行。前作黄泉がえりの続編となるファンタジー。加藤清正の設定が興味深く、彼が語る熊本讃歌が、面白かったです。
-
とてもとてもよかった.
-
熊本地震をきっかけに、再び黄泉がえりが起こり、熊本を守るために集まる。群像劇だが、一人一人がよく書かれている。
-
梶尾真治の文庫オリジナル
さすがに、これでは柳の下の泥鰌。残念すぎる。熊本に拘るなど設定に問題がある以前に、比較を余儀なくされる前作を超える内容・構成には至らなかった。前作が偉大過ぎることもある。次作に期待! -
何故、続編を書こうと思ったのか、意図は分かる…。でも、でもさすがに某Kさんとか某加藤さんとかはいくら何でも、いくら何でも…。
-
黄泉がえり再びです。
前作では、黄泉がえりの説明から始まり、地震から熊本を救った感動のストーリーでしたが、今作は、黄泉がえりはあるものとして行政の手続きや熊本の人たちが普通に受け入れているところからのスタートです。
現実に熊本大地震が起こったり、日本各地で台風の被害が起こってる今、還ってきてほしい人たちが救ってくれてらどんなに・・・
熊本新聞に連載されていたお話ということなので、大団円のラストも読者の立場からしたら明るいお話で良かった、というところだと思います。 -
今回の黄泉がえりは加藤清正と恐竜がよみがえってくるのがミソ。