- 新潮社 (2019年2月28日発売)
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感想 : 23件
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784101490137
作品紹介・あらすじ
あの大地震から二年。熊本で、死者が次々生き返る“黄泉がえり” 現象が再び発生した。亡くなった家族や恋人が帰還し、驚きつつ歓迎する人々。だが、彼らは何のために戻ってきたのだろう。元・記者の川田平太は、前回黄泉がえった男とその妻の間に生まれた、女子高生のいずみがその鍵を握ると知るのだが。大切な人を想う気持ちが起こした奇跡は、予想を遥かに超えたクライマックスへ──。
みんなの感想まとめ
大切な人を想う気持ちが引き起こす奇跡を描いた物語が展開されます。前作からの期待を胸に読み始めた読者の中には、少し戸惑いを感じた方もいるようですが、全体としてはハートフルで明るい未来を感じさせる作品です...
感想・レビュー・書評
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前作はストンと入ったけど、今作は期待して読み始めただけにちょっとあれ?と思いました。加藤清正公とか恐竜も黄泉がえるって‥しかもラストが‥あまり納得の行く展開にはならかった‥。
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熊本日日新聞夕刊2017年7月〜2018年2月連載のものに加筆修正を加えて2019年3月新潮文庫から刊行。前作黄泉がえりの続編となるファンタジー。加藤清正の設定が興味深く、彼が語る熊本讃歌が、面白かったです。
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とてもとてもよかった.
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熊本地震をきっかけに、再び黄泉がえりが起こり、熊本を守るために集まる。群像劇だが、一人一人がよく書かれている。
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梶尾真治の文庫オリジナル
さすがに、これでは柳の下の泥鰌。残念すぎる。熊本に拘るなど設定に問題がある以前に、比較を余儀なくされる前作を超える内容・構成には至らなかった。前作が偉大過ぎることもある。次作に期待! -
何故、続編を書こうと思ったのか、意図は分かる…。でも、でもさすがに某Kさんとか某加藤さんとかはいくら何でも、いくら何でも…。
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黄泉がえり再びです。
前作では、黄泉がえりの説明から始まり、地震から熊本を救った感動のストーリーでしたが、今作は、黄泉がえりはあるものとして行政の手続きや熊本の人たちが普通に受け入れているところからのスタートです。
現実に熊本大地震が起こったり、日本各地で台風の被害が起こってる今、還ってきてほしい人たちが救ってくれてらどんなに・・・
熊本新聞に連載されていたお話ということなので、大団円のラストも読者の立場からしたら明るいお話で良かった、というところだと思います。 -
今回の黄泉がえりは加藤清正と恐竜がよみがえってくるのがミソ。
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前回の黄泉がえり現象から17年経ちまた黄泉がりが起きる。
今回黄泉がえった人々は台風から熊本を守る…。
作者が伝えたい事が沢山ある様に感じたが敢えて考えず楽しみました。 -
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前作『黄泉がえり』は2000年刊行、熊本大地震は2016年…ちょっと震える事実。今作品は前作唯一の生き残り?の周作の娘がキーマン。加藤清正、恐竜…ちょっとファンタジーが強いとは思うけど、嫌いじゃないな(笑)
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方言にも増して地域だけでの略称までも使われていてこりゃ熊本の人じゃなきゃ読みづらいやろうね。前作 映画でニュアンスは曖昧に知ってたつもりだったけど なんかやりたい放題やね。こんな設定だったら自然災害はおきてねーし。でも想いって何かに繋がるかも って夢があっていいかもね。
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まさか続編が読めると思っていなかったので嬉しい。
今回は、あの人やあんなものまで黄泉がえってびっくり。
いやー、あの人、大好きになっちゃった。
かっこいいじゃん!
あれを通じての子供たちの関係の変化も好き。
ユーモラスなシーンもけっこうあり、のほほんと読んで
いたら、なんてこと。
まさか、そんなことが起こるなんて。
そのあまりの展開に固唾をのんで、ページをめくる手が
とまらない。
ああ、やっぱりそうなるのか、と。
で、その後の展開が最高!
大好きな作品がまた1つ増えた。 -
2019/5/12(日曜日)
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あの名作「黄泉がえり」から17年後が描かれている。熊本地震の後の世界が舞台だ。蘇える人は、切実に、その人を大切だという熱い思いにこたえるのだと思う。だから、前作でも今作でも、蘇えった人たちは生命を投げ出して愛する者たちを救おうとする。その熱い思いは、作者の熊本復興の思いと重なり合い、とても読後感が良いのだ。今回、熊本城を建設した加藤清正、恐竜なども復活し、エンタメ小説としても楽しめる内容となっている。
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2019年03月25日読了。
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『黄泉がえり』の奇跡が再び起こる
著者プロフィール
梶尾真治の作品
