この部屋で君と (新潮文庫nex)

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レビュー : 176
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800059

感想・レビュー・書評

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  • 話の前に、部屋の情報があって、それから一つの物語が始まってく。おもしろいなあと思った。
    お気に入りは鳥かごの中身。
    いろんな種類の物語がありました。

  • 複数の小説家による部屋にまつわるオムニバス小説。友達にルームシェアを持ち掛けたい女子大生、腐れ縁のカップル、海外出張のホテルが手違いで同室になった先輩後輩等、いろんなシチュエーションでどの話もおもしろかったです。

  • 同じ部屋での出来事。いちばん楽しみにしてた朝井リョウさんのやつは『何様』に載ってて既に読んだことあった笑
    わたしは家族としか暮らしたことがなくて、もしかしたらな話がちょうど出た最近、コンビニでこの本を見つけて買ってしまった。同棲だけじゃなくて変わった設定のお話も多くて、そういう個人的な事情的に同棲の話が全部だったら良かったんだけど。

    一緒に生活するって、ただ普段接することとは天と地ほどの差があるんだなあ。だからこそ大変だろうなとも思うし、憧れもする。

  • 誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。
    「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」
    「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」
    それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。

  • 似鳥さんだけ謎ファンタジー。他は割と現実的。
    恋愛や男女の関わりは結局殆どの話にあった気がする。

  • たくさんの作者さんの作品が読めるのでアンソロジーはお得だな、と思う。特に初読み作家さんはその人の作品を読もうかどうしようか悩んでいるときに参考になります。一つ屋根の下に住む二人、というテーマで様々なシチュエーションの作品が読めて楽しめました。

  • すべて恋愛もののアンソロジーかと思いきや、そんなことはなく。
    異なったジャンルが収録されていて、普段は自分じゃ手に取らないようなストーリーのものもありました。

    朝井リョウさんの作品特有の、読むと胸の奥がザワつく感じは今回もありました。
    私も二人組を作るのが苦手だったなぁ。

    個人的に好きだったのは、『女子的生活』です。

  • わたしとあなたで暮らす家。

    自分と、誰かと、そこで暮らしている。それだけがこのアンソロジーの共通点。でも、間取りも時代も年齢も性別も色々。間取りも付いていて、なかなか楽しんで読みました。

    朝井リョウ「それでは二人組を作ってください」相変わらず朝井リョウの作品は、刺さります。自分を守り、相手を下に見たところで、ひっくりかえされる痛み。友人がどういう人間かなんて、所詮わかったふりでしかないから。

    飛鳥井千砂「隣の空も青い」実際に触れて、関わってみないと、わからない。仕事仲間も、恋人も、隣国も。自分で決めつける世界の、なんと恐怖にあふれていることか。

    越谷オサム「ジャンピングニー」愚かな男と、愚かな女。腐れ縁というのは、こういうものだと思う。どちらかが決断しないと終わらない。終わらせると、ものすごくさみしい。

    坂木司「女子的生活」うん、どこかでこの展開は予測していた。性別を超えた友情、というか。

    徳永圭「鳥かごの中身」出て行った鳥は帰ってこない。だから、歩きださないと。

    似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」異色のファンタジー。そうきたか。オチは途中で見えたものの、なかなかおもしろかった。あと、悪役が憎めないキャラクターだったからの、ちょっと切なさ。一緒に住むと情が移りますよね。

    三上延「月の砂漠を」無口な愛。一緒に暮すだけではわからないもの。これだけ時代がちょっと前。

    吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」主人公がカッコよかった。決断を下すとき。寂しいのは寂しがる、でも、すがらないプライド。

  • アンソロジーて読みやすかった。著者もメジャーな方ばかりでお得!
    家がテーマになっている。

  • アンソロジー。後味の悪いものもあれば、ほろりと来るものもあるが。
    朝井リョウさんの『それでは二人組を作ってください』は、苦しい。私にも似たような覚えがあるので。

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著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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