- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101800226
感想・レビュー・書評
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死神は好みのジャンルなので素直に楽しめた。こんな死神がそばにいたら死ぬのも怖くないだろうなと思った。主人公が死を受けいれて(既に死んでいる?)、何か気負っていたものが吹っ飛んだ様子が清々しさかった。
続編も読んでみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すっごく久しぶりに一気読みしてしまった。
この人の文体と私の好みが合致したからでしょうね。
途中までは『驚くほど一切の救いがない話だな…』と思って読み進めていましたが、まさか最後であんな展開になるなんて。”世にも奇妙な物語“をコミカルに読みやすくアレンジしたような印象を感じました。 -
夏の塩のイメージで読んだら主人公が冴えなさすぎてびっくり。
ただ、ぐいぐい引き込まれるストーリーは健在。
最後の最後まで。 -
最後のオチがびっくりでおもしろかった。
こうだろう、こうだろう、と思ってたら、そうじゃなくて。
あれ、やっぱりそうなんじゃないか!
って思ったらひっくりがえされて、でも……。
意外でした。 -
半ば強引に 死神業の手伝いを
させれられる梶がみた
最後を意識のある状態で
迎えた人たちの物語
安易な救いに逃げることなく
粛々と死がやってくることに
梶が 考え込んで行く気持ちが
よく分かる内容でした -
結局どーゆこと!?
ヒッキーの梶くんハンサム死神存在してるの?! -
前情報なしの衝動買い。
本屋さんで「何かないかな~」って見ていたら、≪2016年女性に最も読まれた本≫的なポップで平積みにされていました。
ライトノベルで読みやすそうだし、表紙の死神も素敵だったので即買い。(笑)
伊坂幸太郎さんの「死神の精度」もそうだったけど、死神って言われて誰もが想像する像とまったく違う死神が登場する。どちらも人間とは「死」に対する価値観が違うから一般人の主人公とはいろいろ行違う。
こちらの死神はさらにイケメンで軽い。
でも、そんな死神に振り回されながら、なんとなく時間を無駄にしながら生きてきた主人公は「生きること」について「死ぬことについて」考えることとなる。
読みやすくポップな展開ながら、ちゃんと伝えたいことが伝わってくる作品でした。
手軽さからも若い層の人たちに読んでもらいたなと思いました。 -
かっこよすぎる死神と漫画家志望のニートの梶.最後で妄想が現実に追い付くような不可解な構造.死んでることに気がつかず習慣で動くというのが,ゾンビではないながら不気味.