忘却のレーテ (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2015年4月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784101800332

作品紹介・あらすじ

両親を事故で亡くした女子大生・笹川唯は高額の報酬と引き換えに記憶消去薬「レーテ」の新薬実験に参加する。完全に閉鎖された施設で、天才科学者の監視のもと過ごす7日間。毎日記憶をリセットされる唯と5人の被験者たちだが、ある日目覚めると流血死体を発見して――。どうしてこの手は血塗れなの……まさか私が、殺したの? 驚愕のエンディングに戦慄必至の記憶喪失ミステリ。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

記憶消去薬「レーテ」をテーマにしたこの物語は、女子大生の唯が新薬実験に参加する中で繰り広げられる緊迫したミステリーです。閉鎖された施設での7日間、彼女と他の被験者たちは毎日記憶をリセットされ、やがて流...

感想・レビュー・書評

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  • 忘却のレーテ

    181006読了
    今年82冊目今月4冊目。
    #読了
    #法条遙
    #忘却のレーテ
    #新潮NEX
    初読みの作家さん。このレーベルはあまりハズレがない。
    忘却の薬レーテと、作者のワンアイディアでこうも不思議で不可解で、カタルシスのある話が作れるのか。
    比較的看破しやすいとは言え、使い方が上手いと思う。
    他の作品も好評らしいので読んでみよう。

  • すごい面白かった。
    これはまさに本だからできるトリックだねー。
    続きがどんどん気になったし、終わってすぐに二度読みしてしまった。
    俺はもうこの人の作品のファンだわ笑
    だんだんと何かが食い違っていって、現状が少しずつ崩壊していく様子に引き込まれる。
    時計の表示が逆で、遡っていくなんて、予想もつかなかった。
    普通に読んでも、違和感を残しながら話が展開していって、でもこれもこの人の作品らしいよなと思いつつ。
    でもラストの事実を知ってから、読み返してみると、ヒントも確かに散りばめてあって、こういうことだったのかっていろいろ明らかになっていくのが爽快だった。
    久しぶりに読後感もすっきり。
    こういう本もっと読みたいなぁ。

  • リライトシリーズからこの作家さんを知ったのですが、今回も、独特な違和感にドキドキしながらページをめくるうちに、あっという間に読み終えてしまいました。
    そしてすぐさま、もう1周読み直しました。
    リライトシリーズといい、どうしても読み返したくなるんですよね。

    リライトシリーズに比べると話の内容がシンプルなので、パンチが足りないという方もいるかもしれませんが、初めて法条遙作品に触れる方ならば、こちらから読んだ方がいいかもしれません。(と言いつつ、バイロケーションはまだ読んでいないのですが…)

    私は非常に楽しく読ませて頂きました。

  • 『忘れる』薬、レーテの被験者となった唯の話。心理描写が多く、そこで読みづらさを感じる人もいるかも?
    二度読みしたくなるね。二度読みして「ああ、なるほど、ここはこういうことね」という答え合わせをしたくなる。

  • ある新薬の実験台に選ばれた人物たち。ある時目覚めると死体が……。
    大掛かりな仕掛けはあってそれなりに楽しませてくれるものの素材の良さが活かしきれておらず今ひとつ楽しめなかった印象が強い。興味深い題材だけに残念だった。

  • 読み終わった後、そういうことね!となり、スッキリ。もう一回最初から読み直した。主人公と一緒で、なんか違和感を感じられる構成だった。
    登場人物の登場の仕方がほんと謎だったから、スッキリしてよかった。終わり方は呆気ないけどわかりやすい。

  • 読み終えたらもう一度順番通りに読み直したくなる本

  • いきなり始まるエピローグ。読者をつかむのが上手いと思います。毎日その日の記憶をリセットされる「レーテ」という新薬の臨床実験に閉鎖空間で参加する被験者たち。当然のように閉鎖空間で死体が出現しますが臨床実験が始まってから前日までの記憶がない被験者たちには全く犯人の想像などつきません。からくりは途中で読めてしまいましたし、目的や結果は好みではありませんでしたが、それでも読後気になっていた一部を読み返してそれが何だったかわかった途端背筋が寒くなりました。リライトシリーズよりは読みやすく分かり易いと思います。

  • 両親を事故で亡くして以来死に激しい拒絶反応を示すようになった女子大生の唯が、記憶消去薬の臨床実験に参加させられる。科学者の監視のもと死体を発見したり記憶が断絶したりの七日間は、曖昧さにややこしさも凌駕する妙な勢いがある。性別不詳で唯に滅茶苦茶好みだと思わせる美形の謎めいた殺し屋の南にも引き込まれた。

  • 2018年68冊目。わかりやすい書き方しているので、途中で仕掛けの大枠はある程度検討はついてくる。その先を期待して読んで、最後まで読んで見えてきた光景が衝撃的で強烈だった。説明もシンプルで分かりやすかったのもポイント高い。

  • 最初読んでると、よくわからなくて、違和感が沢山あった。その違和感も、読み進めているうちにだんだん分かってきて、最後でそうゆうことか!!ってなる。そして、また読み返したくなる。理解してから読むと、また違って見える。すごく面白いです。

  • 02/11/2017 読了。

    図書館から。

    こういう話かーと。
    嫌いではないですが、すっきりはしない感じ?

    南さんの性別がどちらだったのか気になる。

  • 記憶を消去するという新薬の臨床実験に参加した主人公
    面接を受けにきたはずが、いつの間にか知らない個室で目を覚ますという
    新薬、レーテの効果を早くも身を以て体験するのだった
    閉鎖しれた施設での7日間の実験
    つつがなく進行するはずのそれはしかし
    無惨な殺人事件でもって、その実態を変えてゆく……




    ****少しネタバレ****



    レーテでもって抹消された記憶の
    その混濁具合がよく表現されていたと思う
    されていたがために非常にイライラした!
    もどかしいというか

    この実験では、前日分の記憶を消す、ということだけど
    最終的には任意の記憶を消せるようで
    そのメカニズムがちょっと謎だった
    あとゆいが南を恋人に望んだというのはどこからきたんだろう?
    見落としたのかな

    もう少し一貫して純文学っぽければ良かったなぁという印象
    所々でのふざけ具合が引っかかった
    東城たちがおよそ世話役っぽくないのは替え玉だったからなのかな
    被験者に対して荒ぶったり
    態度がなってなかったり
    洗練されてない感じが際立ってて気になった
    エリスも大概おかしかったけど

  • それでもまた、0(ゼロ)から違う1日が始まる。

    両親を事故で亡くした女子大生・笹木唯は高額の報酬と引き換えに記憶消去薬「レーテ」の新薬実験に参加する。完全に閉鎖された施設で、天才科学者の監視のもと過ごす7日間。毎日記憶をリセットされる唯と5人の被験者たちだが、ある日目覚めると流血死体を発見して――。どうしてこの手は血塗れなの......まさか私が、殺したの? 驚愕のエンディングに戦慄必至の記憶喪失ミステリ。

  • ネタは面白いのに活かしきれていない気がするだいたい2日〜3日くらいで仕掛けに気がついて(というか、あからさま?)、後は大したどんでん返しもなく最終日。

  • 記憶を消す薬、レーテの治験の話。

    ギミックの所為で全体的に読み難い。
    一見して、言い回しに違和感を感じるので、ギミックには、早い段階で気づける。
    ここまでのギミックの割には、結末が詰まらない。ギミックに気づかなければ、きっと楽しかったんだろうが、それが全てだったのだろう

  • おもしろかったけど、ところどころのチープさが目立つ。
    顔がめちゃめちゃ好みの性別不明って、性別不明なこと役にたった?
    24時間の記憶を消すのと、”死”という概念を消すのと、”自分が死産をしたこと”の記憶が同列っていうのも、SFとしては物足りない。
    そう、なんか物足りない。

  • 記憶喪失ミステリー。
    綺麗にまとまってる感じがする。
    裏表紙の”驚愕のエンディングに戦慄必至”というほどのインパクトはない。

  • 外部と遮断された環境で,記憶をなくす新薬の実験の被験者になった女子大生。
    朝起きるたびに記憶が消えていて,被験者がどんどん死んでいって。。。
    これまた作りこまれた設定と凝った構成。

  • なるほど面白い構成。それでキャラクターの登場(あるいは退場)の仕方の違和感にも納得。しかし<リライト>シリーズでも思ったのだけど、相変わらず勿体ぶった書き方をするなあ。テーマがテーマだから仕方ないのかもしれないけどね。だから、普通の(?)作品も読んでみたいと思った。

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著者プロフィール

1982年、静岡県生まれ。『バイロケーション』で第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。

「2010年 『バイロケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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