- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101800349
感想・レビュー・書評
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180618読了
その白さえ嘘だとしても 河野裕
今年48冊目今月4冊目
#読了
#その白さえ嘘だとしても
#河野裕
先日自分の根本トラウマに向き合ったこともあって、ひどく感情移入した。
きっと誰もが自分が混色であることを知りながら白に憧れる。あるいは憧れていることを隠して黒を演じる。
気持ちを吐露できる強さを見て、自分が階段島にいてもおかしくないと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続巻。
やっぱりヒロインちゃんより堀さんの方が好感度高いんだよなぁ。作者も意図してそうしているのかもしれないけれども。
妥協も諦めもしない、空気も読まないまっすぐな存在を七草君のように崇拝出来るだろうか?多分自分はうっとおしいと思って関わらないようにするだろうなぁ。イジメもしないだろうけど委員長のようにわかろうという努力もしない気がする。好きの正反対は無関心、というのがよくわかる。そういう意味でこの作品の登場人物たちは皆人間関係にマジメだと思う。青春小説だからかもしれないけれども善たる存在でありたいと足掻く感じは良いなあと思う。
中々魅力的な人物が多いのでその辺り今後掘り下げられると良いなぁ。郵便局員さんとかも謎がありそうで面白い。自分から切り離された自分と知った時にどこまで前向きに生きていけるのか?自分ならどーせどーせとか言ってへこたれそうですがこの島の人は知ってか知らずか順応している気がする。
クリスマスという季節感が良い感じでした。 -
前作同様だけど、どうやら自分には合っていないみたい。
読みやすく、悪くはないんだけと何かが自分には合わない。
キャラなのかなぁ。
決して面白くないわけではないんだけど… -
独自の世界観!
作者は何を表現したいのかな? -
時任が真辺由宇を危険視しているのが気になる。次作に何が起こるのか?
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2月5日読了。図書館。
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シリーズ2作目。全作と同様、どの登場人物も違和感があり嘘っぽい。物語に入り込めず、完全に置いてきぼり。
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階段島2作目
階段島の成り立ちの不思議に目をつむれば,少しミステリータッチの青春物.だけどこのクリスマスイブのちょっとした七不思議をも有効利用して,階段島あるいは魔女の謎をとくヒントにする七草の頭脳のさえに感服. -
二冊目。不思議で静かで冷たい雰囲気のお話。この作者さんの他の話ではそこまで思わないのだけれど、このシリーズの言葉の書き方がきれいで好き。
2016/9/7